本稿で紹介した試用機はVAIOオーナーメードモデルというだけあって、デザイン面、性能面の両方でオススメできる製品だと感じた。またソフトについても、ホビーユース、ビジネスユースともにオススメできるコンテンツが収録されており、「PCを楽しんで使う」「PCを役立てる」ことが可能なモデルといった印象を受けた。

VAIOオーナーメードを利用した場合、この大きさのボディながらWiMAXや無線WAN、GPSも搭載可能となるため、ビジネスでの使用、外出先などで使うことが多いユーザーにとっては「武器」となることは間違いない。せっかく長く付き合うPCを買うのであれば、少し背伸びをしてでも選択したほうが、使う楽しみが倍増するはずだ。

■試用機の主な仕様
製品名 VAIO P(ブラッククロコダイル)
CPU Intel(R) Atom(TM) Processor Z560(2.13GHz)
チップセット Intel(R) System Controller Hub US15X Chipset
メモリ 2GB
ドライブ 64GB SSD
グラフィックス Intel(R) GMA 500(チップセット内蔵)
ディスプレイ 8型ウルトラワイド VAIOディスプレイプラス(UWXGA/1,600×768)、LEDバックライト/ARコート
オーディオ Intel High Definition Audio準拠、内蔵ステレオスピーカー、内蔵モノラルマイク
ネットワーク WiMAX、無線WAN、IEEE802.11a/b/g/n対応無線LAN、10/100/1000BASE-T対応有線LANビット(別売ディスプレイ/LANアダプタ VGP-DA10使用時)
インタフェース USB 2.0×2、I/Oコネクタ、Bluetooth 2.1+EDR、Webカメラ(MOTION EYE)
カードスロット メモリースティック デュオスロット(PRO-HG/マジックゲート対応)、SD(SDHC/CPRM対応)メモリーカードスロット、GPS
サイズ/重量 約W245×D120×H19.8mm / 609g
バッテリ駆動時間 約5.5時間
OS Windows 7 Home Premium
価格 123,300円(ソニースタイル価格、2010年6月現在)