VAIO Pは、オレンジ、ピンク、ホワイト、ブラック、グリーンというカラーバリエーションに加え、プレミアムデザインとしてブラッククロコダイルを用意。ユーザーがライフスタイルにマッチしたカラーを選べるようになっている。オレンジ、ピンク、グリーンなどはビビットな蛍光色に近い色味になっているため、もっと個性的なカラーのPCがほしいと思っていたユーザーにはピッタリかもしれない。

色味もさることながら、筐体についてもラウンドエッジデザインが採用され、天板から底面、そしてキーボードまで布を挟み込んだような有機的な造形が特徴となっている。また「アクティブに持ち歩き、使いこなす。ポケットスタイルPC」というキャッチコピーがつけられた製品らしく、重量約600gと軽く、いつでも気軽に片手で持ち歩くことが可能になっている。また両手で持ったまま指先で操作できる「モバイルグリップ・スタイル」を採用。立ったままでも操作できるインタフェースが搭載されており、キャッチコピーに偽りなしだ。PCを選ぶ場合、マシンスペック以外の面も重視するなら、十分検討に値する。

本体正面には、SDカードスロット、メモリースティックデュオスロットを用意

インタフェースについては、VAIOオーナーメードモデルも店頭販売モデルも変更はない。右側部分には、I/Oコネクタ、USBが並んでいる

左側はストラップホルダ、電源ポート、ヘッドホン、ワイヤレスオン/オフスイッチが並んでいる

キーボードのセンター部分にはスティックポイントを配置。手前部分にはクリックボタンと、ショートカットキーを配置。上部には内蔵ステレオスピーカー、照度センサ、電源スイッチを用意

液晶左下部分にはクリックボタンが配置されている

液晶部分は右下部がタッチパッドになっており、右上部はMOTION EYE(Webカメラ)が搭載されている

I/Oコネクタに接続するオプションユニット。有線LANポートとD-Subが用意されている

ユニットの裏側にケーブルを収納できるため、持ち運ぶときにもジャマにならない