なんと、賞金100万円は……!?
制限時間15:30になり、参加者たちは受付会場へ続々帰還。残念ながら最後のキーワードまでたどり着くことはできなかった。すべての暗号を解き明かし、100万円を手にするチームは現れるのか? 優勝チームの発表前に、会場で突如、賞金のキャリーオーバー制度が発表された。「今回賞金獲得チームが現れなかった場合は、第2回大会の賞金に繰り越し、次回賞金額が200万円になる」のだという。これには、今回キーワードを発見できなかったチームから驚きと喜びの歓声が。
そして、参加者たちの期待と緊張の高まる中、発表されたキーワード発見チームの数は……なんと90チーム! ただし、これは"発見報告"を行ったチームで、正解にたどり着いたチームの数ではないらしい。提出されたキーワードは「満月の真」、「風と海と黄金」、「三浦幕府」など多岐にわたっており、ダミーの罠に嵌りこんでしまったチームが多数あった様子だ。様々な期待が入り混じり、静まり返る会場。十分な間をとって、重々しく開かれたMCの口から発表されたのは―――なんと、まさかの「正解チームゼロ! 」。90チームものキーワード発見報告がありながらも、正解を見つけられたチームは1チームも存在しないという、驚きの結果となった。
特製100万円ボードを持った齋藤社長。「今回は無駄になってしまいましたが……」と言いつつも、「第2回目は賞金200万円です! 」 |
最終キーワードの隠し場所は常光寺の敷地内で、「一番近くまで行った人は、手が後3cmの位置まで行っていました」(齋藤社長)という |
どよめきと共に、キャリーオーバー決定への喜びに、俄かに活気付いた会場。ここで更に、第2回大会の場所と開催時期についても明らかとなった。次回開催されるのは2010年8月29日、長崎にあるハウステンボスが会場となる。なお、参加者はハウステンボス入場料が無料になるという。応募申し込みについては、こちらで発表される。
より高額賞金となって帰ってくる「第2回 タカラッシュ! グランプリ」。問題も「次回は今回よりちょっぴり簡単にします」(齋藤社長)とのことなので、今回の問題を見ていけそうだと思った方は、200万円獲得を目指して、エントリーしてみてはいかがだろうか? なお、今回得た教訓は、当たり前のことかもしれないが、「二人じゃ無理」。第2回に参加される方は、手分けして捜索できるだけの人数を確保することをお勧めしたい。