祟りがあるかも!? 地元民にも知られていない謎の"丸山様"
通常の観光ではなかなか行かないような場所にも、手がかりが隠されているのが同イベントの面白いところ。暗号六「山の道 水の下」とは、島の中央、東西に横たわる山の道のなかの何処かのことらしい。この山には、ある程度整備されたハイキングコースや散策道もあり、島の西にある城ヶ島灯台や、馬の背洞門、様々な観光スポット近くに行くことのできる道があるのだが、その分、とにかく分岐点も多く道が入り組んでいる。藪の生い茂った細く不気味な雰囲気の道もあり、まるでちょっとしたダンジョン。
山道は、前日の雨で湿った草や土も手伝って、急な山道を登ったり降りたりするのは一苦労。参加者の体力と時間を際限なく削ってくれるこの場所は、RPGなどで、歩くだけでHPが削られていくステージを思い出す |
地元の人もあまり通らなさそうな、鬱蒼と藪の生い茂る細い道の中、古い井戸の傍で発見した暗号六「三角点と三が地図の結び目」 |
山の中で、修験者の1人「太郎」も発見。実はラッシュジャパンの新入社員だそうだが、何を話しかけても笑わず無表情を貫くポーカーフェイスぶりは見事 |
太郎から受け取った暗号地図「勇気の門」。なお、太郎の合言葉は"六と四を掛けると三、三と二を足すと九になる「賽の法則」を使い、四足す三掛ける五の解"。さて、答えは……? ヒントはサイコロ |
また、地元民の方から「山の中に、里見義弘を祭った"丸山様"と呼ばれる塚がある」という情報を得た我々。暗合四の「立ち入りを禁じられた山 猛者を超えた域に一子相伝の鍵を隠す」の場所かも? と思い、再び山の中の捜索を開始。しかし、一向に塚らしき場所は見つからない。再度聞き込みをしてみた結果、地元の人も場所を知らない人が多いらしく、さらに「祟りがある」という噂まであり、怖がって誰も近づかないのだとか。最終的に、その場所は見つからず、制限時間も迫ってきたので諦めたのだが、もし発見していたら危険だったかも……?
なお、結局、「立入を禁じられた山」の答えは丸山様ではなく"楫の三郎山"(画像)が正解。この山は、大正初めごろまで、大蛇が住んでいて上ると祟りがあると信じられていて、誰も登ったことが無かったといわれているそうだ。