アニメ『さらい屋五葉』
続いては、同じく4月より放送開始となる『さらい屋五葉 (さらいやごよう)』。オノ・ナツメ氏による「月刊IKKI」(小学館刊)の人気連載が、"ノイタミナ"にてアニメ化される。監督・シリーズ構成は望月智充氏、キャラクターデザインは中澤一登氏、総作画監督は山下喜光氏、アニメーション制作はマングローブがそれぞれ担当する。
■『さらい屋五葉』ストーリー概要
気弱ではずかしがり屋な性格が災いして浪人となり、田舎から江戸に出てきた秋津政之助は、ある日偶然出会った遊び人風の男・弥一に用心棒になるよう頼まれる。しかし、政が守るべき弥一こそ拐かしを生業とする賊「五葉」の一味であった。
剣の腕を見込まれ一味に加えられてしまう政之助。その五葉にはひとクセもふたクセもある個性的な面々が揃っていた。
盗賊団から足を洗い、娘と料理屋を営む梅造。飾り職人で、かつては一匹狼の盗賊だった松吉。素性の知れない妖艶な美女・おたけ。そして政之助を五葉に引き入れた謎の男、弥一。
仕方なく五葉を手伝う政之助だったが、五葉の仕事や仲間と親しくなるに連れ、五葉の面々が抱える事情に関わってゆく事となり、人として成長を遂げていく。
『さらい屋五葉』の紹介では、秋津政之助役の浪川大輔と弥一役の櫻井孝宏が登場。immiによるオープニングテーマ「Sign of Love」に乗せてプロモーション映像が初公開されると、「ハードルが上がりますね」(櫻井)とその出来栄えにキャスト陣も感嘆の声をあげる。作品に対する意気込みとして、「作品の世界観、雰囲気を大切にしながら、アニメのよさをプラスしていきたい。ノイタミナ枠ということでスタイリッシュさも大切にしていけたら」という浪川に対して、櫻井からは「大人の作品だと思っているので、お芝居のほうが難しそうなところもあるが、そのハードルをひとつひとつ越えていって、視聴者の心をかどわかしたい」と、「さらい屋」にかけたメッセージが送られた。
注目のARギミックは、「さらい屋AR」。ARマーカーが示されると、スクリーン一面に紅葉が映し出されて、画面から壇上の二人が消えるというものが披露された。
TVアニメ『さらい屋五葉』は2010年4月15日(木)より、フジテレビ"ノイタミナ"ほかにて放送開始予定。放送時間は毎週木曜25時15分より、全12話の予定となっている。
(C)2010 オノ・ナツメ/小学館・さらい屋五葉製作委員会 |