アニメ『海月姫』

2010年10月からの放送予定となる『海月姫(くらげひめ)』は、「Kiss」(講談社刊)にて東村アキコ氏が描く人気連載を原作とした作品で、クラゲをこよなく愛する主人公をはじめ、三国志、和もの(主に着物と人形)、枯れ専(枯れたオジサマ)、鉄道と、それぞれが極める世界とともに独自の青春を謳歌する女の子たちの、風変わりでマニアックながらも幸せな日々が描かれる。

■『海月姫』ストーリー概要
クラゲ大好きの女の子・倉下月海(くらしたつきみ)が暮らすアパートは、男子禁制・ヲタ女子オンリーの天水館(あまみずかん)。ある日、月海が溺愛するクラゲ・クララのピンチを救ってくれたおしゃれ女子を部屋に泊めたら……!?

10月からの放送ということで、映像などはまだ用意されていないが、早くもメインスタッフ陣の発表が行われ、監督を『デュラララ!!』『夏目友人帳』の大森貴弘氏、シリーズ構成を『生徒会の一存』『夜桜四重奏』の花田十輝氏、キャラクターデザインを『鴉 -KARAS-』の羽山賢二氏、アニメーション制作をブレインズ・ベースがそれぞれ担当することが明らかにされた。

「PVはまだ白紙の状態なので、あえて白紙をARに」(川田氏)ということで、注目の「ARギミック」は、ナレーションにあわせて、白紙のコミックスに絵が映し出されるというものが披露された

ARマーカーに反応して、徐々に絵が映し出されていく

そのほか、原作者の東村アキコ氏と大森監督から寄せられた直筆メッセージも紹介された。なお、大森監督も発表会当日は、Twitterにて参戦。

東村アキコ氏のメッセージ

M大森監督のメッセージ

TVアニメ『海月姫』は、2010年10月より、フジテレビ"ノイタミナ"ほかにて放送開始予定。

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(C)東村アキコ・講談社/海月姫製作委員会