Webアクセスのスケジュールを設定
次は、Webアクセスのスケジュールを設定します。図3で[Webアクセスのスケジュール]の[無効]をクリックします。[Webアクセスのスケジュール]タブで設定を行います。まず[Webアクセスのスケジュールを有効にする]にチェックを入れます。設定は、とても簡単です。マウスで、アクセス禁止したい時間帯をクリックしていきます。赤くなっている部分が禁止の時間帯となります。1日を1時間単位で設定を行うことができます(図11)。
設定を行い、禁止された時間帯になるとデスクトップに、図12のようなメッセージが表示されます。
図12 Webサイトへのアクセスが拒否されました |
実際にWebアクセスを行おうとしても、図13のようになります。
また、有害サイト規制には、データ保護機能もあります。これは、子供が不用意に個人情報などを入力したり、Webサイトに書き込んでしまうことを防ぐものです。図12の[データ保護]タブで設定を行うことができます(図14)。
デフォルトでは、「氏名」、「住所」、「電話番号」、「学校名」、「パスワード」が設定されています。これら以外にも独自の項目を設定することも可能です。 悪意を持ったWebサイトでは、アンケートや占いといった一見すると無害なWebサイトを装い、各種の個人情報を盗み出そうとする手口が利用されます。判断力のない子供などが、Webページの指示に従ったままに、これらの情報を入力するのを未然に防ぐものです。ここでは、電話番号を設定してみました。Webブラウザから指定された電話番号を入力すると、デスクトップには、図15のようなメッセージが表示されます。
図15 データ送信をブロック |
同様にWebブラウザでは、図16のようになります。
データ保護機能は、Webブラウザだけではなく、メールやインターネットメッセンジャーなどでも同様のブロックを行うことができます。