それでは、実際に23種類のレトルトカレーを食べてもらった鈴木さん監修で作成したマトリックスを掲載する。

鈴木さんによると、「100円台のものでも、しっかりと"カレー"としてのおいしさが感じられた」とのこと。200円台後半からは、レトルトカレーでいうと高級路線になってくるが、「ソースはベースがしっかりとつくられているせいか、ビーフシチューのような濃厚な旨みが感じられた」とのコメントをいただいた。

「レトルトカレーをおいしく食べるコツは? 」との質問には、「カレーのスパイスは加熱で香りが飛びやすいので、パッケージに表記されている温め時間をしっかりと守り、調理後できるだけ早めに食べて」とのアドバイスがあった。

レトルトカレーが登場して、約40年。お手頃価格の商品から高級路線まで、様々な種類が発売され、消費者にとっても選択肢の幅が広がってきた。華麗なる進化を遂げたレトルトカレー、これを機にあなたも食べ比べをしてみては?