オリエンタル

「マースカレー」
220円 / 内容量200g

1962年(昭和37年)発売のロングセラー「マースカレー」のレトルト版。マンゴーを主原料に、リンゴや干しブドウ、スパイスをブレンドした独自の「マースチャツネ」と共にじっくりと煮込んだカレー。昔懐かしい味わいながら、まろやかでコクも感じられる。

シェフコメント
「一口目にまず甘さを感じる。塩気は控えめで、爽やかな味。酸味と辛味は中程度で、香りはコリアンダー系が最も感じられる。クローブ系は控えめ」

「即席カレー レトルト版」
283円 / 内容量200g

玉ネギは、アメ色になるまで炒めたものとローストしたものの2タイプをたっぷりと使用。それにより、自然な甘味と深みのある味わいを出している。具材にはやわらかい豚肉と大切りのジャガイモなどを使用。

シェフコメント
「『マースカレー』と同程度の甘みが感じられるが、こちらの商品のほうが濃厚さが感じられ、より"大人向けの味"といった印象。香りはクローブ系がやや出ていて、豚肉やジャガイモなどの具材はやや大きめで食べ応えがある」

大塚食品

「ボンカレー 中辛」
210円 / 内容量220g

世界初の一般向けレトルト食品とされ、皆さんお馴染みの商品。素材の持ち味を大切にした手づくり感ある味わいを守っている。電子レンジでの調理も可能な新型パッケージを導入し、一層のお手軽さを出している(湯煎調理も可能)。ロースト感のあるブラウンルーは、バターの風味も豊か。完熟トマト果汁による酸味やぶどう果汁の甘味により、コクがありながらも爽やかな味わいに仕上がっている。牛肉は赤身の多い部位を使っており、1人前185kcalとカロリーは控えめ。

シェフコメント
「塩分や辛味は控えめで食べやすく、子供から大人まで楽しめる。チャツネの香りがおいしさを引き出しており、大きめにカットした具材がゴロゴロとしてボリューム感があるのも特徴」

「ボンカレーゴールド21 中辛」
168円 / 内容量210g

「ボンカレー」登場後、日本人の嗜好の変化を考慮し、香辛料やフルーツをたっぷり使った「ボンカレーゴールド」を1978年に発売。その後、2001年には"21世紀のスタンダードカレー"としてリニューアル。フルーティーな甘口、コクと旨みをあわせ持つ中辛、スパイシーな辛口といったように、辛さのグレードによって個性を出した。中辛は、じっくり炒めた玉ネギや牛肉がおいしさの決め手となっており、こちらも1人前165kcalとカロリー控えめ。

シェフコメント
「口に入れると、まずコリアンダーがパッと香るように感じる。香辛料の風味が素直に出ている。ルーづくりにもこだわりが感じられ、小麦粉を深く炒めていると思われる。甘みがややあり、その他の味わいは突出せずにまとまっている印象」

「ボンカレー クラシック」
294円 / 内容量220g

2005年登場で、「母の手作りに学んだカラダにやさしいカレー」がコンセプト。30種類もの野菜と果物を使い、昔ながらの手法で煮込んだ懐かしい味わいのカレーに仕上がっている。甘さを出すために、玉ネギはアメ色になるまで炒めたもの、ツブツブ食感を楽しんでもらうためにみじん切りにしたもの、シャキシャキ食感を出すためスライスオニオンといった具合に3種類の玉ネギを使っている。化学調味料無添加で、コンセプトにある「カラダにやさしい」を実現。こちらもカロリーを抑え、1人前191kcal。

シェフコメント
「野菜類の甘みとともに、スパイスの風味が各種伝わってくる。具材の中では、特に牛肉の旨みや食感がしっかりとあり、特徴的」