診断機能

カスペルスキーの新機能として、「診断機能」がある。いかにカスペルスキーがウイルスを防ごうともシステム自体に問題があっては意味がない。そのような問題を検出するための機能が、各種の診断機能である。まずは、システム設定診断である。セキュリティ上問題あるシステムの設定状態を診断することが目的である。メインウィンドウの[マルウェア対策]から[システム設定診断]をクリックする(図34)。

図34 システム診断ウィザード

[システム設定の診断]をクリックすると、診断が行われる(図35)。

図35 システム診断の結果

ここでは、リムーバブルメディアの自動実行などで、改善をすべきとの結果が表示された。[システム設定の修復]をクリックすると、修復が行われる。セキュリティ診断では、OSやブラウザのアプリケーションの設定や脆弱性を診断する。メインウィンドウの[システム監視]から[セキュリティ診断]をクリックする(図36)。

図36 セキュリティ診断