F/B50のシステムを検証しよう。F/B50の解像度は1366x768ドットのWXGA。一般的なディスプレイよりもやや横長だ。縦幅がやや少ないが横幅が十分にあるため、画面の情報量が少なく感じることはなかった。また、初心者向けのPCらしく、プリインストールソフトが充実しているのも魅力。Office Personal 2007をはじめ、地図ソフトや辞書ソフトなどの実用ソフトが用意されているのはもちろん、家計簿ソフトやレシピソフトやゲームパックなどもインストールされている。これ1台購入すれば、しばらくは何も買う必要がない。さらにサポート用ソフトも充実していて、簡単操作でウィンドウズのシステム設定を変更したり、わかりやすいマニュアルやガイドが用意されている。

F/B50の画面。ブラウザーでWebサイトを開いても、十分な量の情報が表示される

F/B50にプリインストールされているソフト群。スクロールバーを見ればわかるが、まだまだ大量のソフトが用意されている

操作やトラブル対処法などがわかりやすくまとめられた電子マニュアルも用意

「何をしたいか」を選ぶだけで最適なソフトを起動する便利なランチャー

サイドバーガジェットからは、ウィンドウズのシステム設定を変更するツールを呼び出せる

さらに、Vistaの起動にかかる時間も検証した。電源オンからデスクトップ、サイドバーと表示され後、正常に操作できる状態になるまでの時間を10回計測。平均起動時間は約1分20秒だった。ソフトが大量にインストールされているにもかかわらず、1分台前半で操作できるようになるのは、Vistaとしては速い部類に入る。ちなみに、サイドバーを消していると、1分10秒程度で起動できる。Vistaのデスクトップ自体は35秒ほどで表示されるので、体感時間はかなり短く感じるハズだ。シャットダウンにかかる時間も短く、平均して20秒程度。素早く起動・終了できるのはありがたい。