メールにタグを付ける

以前のThunderbird 1.xまで「ラベル」と呼ばれていた機能が、Thunderbird 2では「タグ」という名前になりました。タグをメールに設定すると、メール一覧で分類色に表示されるので、フォルダ内でメールを分類するのに役立ちます。また、1つのメールに複数のタグを設定することもできます。

「タグ」の設定方法は簡単です。タグを付けたいメールを選択し、ツールバーの[タグ]ボタンで付けたいタグを選択するだけです(図33)。1つのメールに複数のタグを付ける場合は、同様にして他のタグを選択すればOKです。ただし、色は最初に付けたタグの色になります(図34)。

設定したタグをメール一覧に表示するには、一覧の右端のボタンをクリックして[タグ]を選択します(図35)。すると一覧に「タグ」という項目が追加され、設定されたタグが表示されるようになります(図36)。

(図33)メールを選択し、ツールバーの[タグ]ボタンでタグを選択します

(図34)メールにタグが付き、タイトルの色も変更になります。複数指定することも可能です

(図35)メール一覧にタグを表示するには、一覧の右端のボタンで[タグ]を選択します

(図36)タグの名前も表示されるようになりました

新しいタグを追加するには、ツールバーの[タグ]ボタン→[新しいタグ]を選択し、「新しいタグ」ダイアログでタグの名前と色を設定します(図37)。追加後は前述の通りにタグを設定することができます(図38)。なお、メールに付けたタグを消去する場合は、[すべてのタグを削除]を選択します。

(図37)タグの名前を入力し、色はクリックして一覧から選択します

(図38)追加したタグが[タグ]ボタンから選択できるようになります