Thunderbirdはオープンソースで開発され、無料で使える高機能なメールソフトです。学習型の迷惑メールフィルタやフィッシング詐欺メール警告などのセキュリティ機能を搭載しているほか、Gmailも含めた複数アカウントの利用(Mac版は .Macにも対応)や複数タグ付け、特定条件のメールだけを収集する検索フォルダなど、メールの管理に便利な機能を搭載しています。本稿ではWindows版のThunderbird 2で解説します。

インストールとメールのインポート

Thunderbird 2のWebサイトにアクセスし(図1)、無料ダウンロードのリンクをクリックして最新版をダウンロードします。Windows版の場合はセットアップの実行ファイルがダウンロードされるので、ダブルクリックしてインストールを開始します。

ウィザードの最初の画面で[次へ]ボタンをクリックし、使用許諾書に同意したら「セットアップの種類」を指定します。ここでは「標準インストール」で[次へ]ボタンをクリックします(図2)。後は自動的にインストールが始まり、最後にセットアップの完了画面が表示されたら[完了]ボタンをクリックしましょう(図3)。

(図1)Thunderbirdの公式ページで最新版をダウンロードします

(図2)カスタムインストールを選択した場合は、インストール場所やショートカットの作成先を指定できます

(図3)「完了」ボタンをクリックしてThunderbirdを起動します