図12: アドレスブックとiCalのデータをBentoで扱うかどうかを設定します

「ホーム」で[アドレスブックとiCal]アイコンをクリックすると「アドレスブックとiCalの設定」ダイアログが開きます(図12)。あるいは、メニューバーから[ファイル] - [アドレスブックとiCalの設定]を選べば、このダイアログを表示できます。

「Bentoにアドレスブックデータを表示」にチェックを入れて[OK]ボタンをクリックすると、MacOS X 10.5 Leopardに付属の「アドレスブックブック」のデータをBentoで扱えるようになります。

同じく、「BentoにiCalデータを表示」にチェックを入れて[OK]ボタンをクリックすると、MacOS X 10.5 Leopardに付属の「iCal」のデータ(イベントとTo Do)をBentoで扱えるようになります。

いずれを選んでも[OK]ボタンをクリックするとすぐに「ホーム」に戻ります。

ライブラリ

「ホーム」の背後に見えているBentoウインドウを見てください。左端にあるのが「ソース」リストです。BentoでアドレスブックデータやiCalデータを扱えるようにすると、[アドレスブック]アイコンや[iCalイベント]アイコン & [iCalタスク]アイコンがソースリストに表示されます(図13)。

図13: BentoでアドレスブックやiCalのデータを扱えるようにするとライブラリがソースリストに追加されます

図14: BentoでアドレスブックやiCalのデータを扱わないようにするとライブラリがソースリストから消えます。残っている[プロジェクト]アイコンはあらかじめ用意されているサンプルライブラリです

Bentoではデータベースのことを「ライブラリ」と呼びます。ライブラリはアイコンという形で「ソース」リストに表示されます。

「アドレスブックとiCalの設定」ダイアログでチェックをはずして[OK]ボタンをクリックすると、BentoでアドレスブックデータやiCalデータを扱うのをやめます。ソースリストから「アドレスブック」ライブラリや「iCalイベント」ライブラリ & 「iCalタスク」ライブラリが消えます(図14)。

Bentoでは扱えなくなりますが、データ自体が消えることはなくアドレスブックやiCalにはデータが残ります。

ちなみにBento上でアドレスブックデータやiCalデータを書き換えると、アドレスブックやiCalでデータを見たときにもにもそれが反映されています。またその逆も同じで、アドレスブックやiCalでデータを書き換えるとBentoで見たときに反映されています。