JR北海道函館支社広報によると、今回の参加者は大半が北海道内だったものの首都圏や関西からも参加者があったとのこと。年齢は12歳から76歳まで。途中で脱落する人はいなかったとのことだ。

札幌から参加した男性(40)に感想を尋ねると「普段歩けないところを歩けておもしろかった」とのこと。「トンネルを歩く時に自分のペースで歩けないので疲れた」と話すので「そうですよねー」と同意したら「階段は自分のペースで上れたので楽でした。12分くらいで上ってきましたよ」とのこと。あれれ。みんなが自分より遅かったということでしたか。失礼しました。それにしても、自分が30分以上かけて上ってきた階段を12分で上ってしまうとはと思い「スポーツされていますか?」と尋ねると「毎日5km歩いている」。やはり、こういうツアーは普段歩き慣れている人が参加するもののようだ。

さて、地底に落としてきた上着はその後JR職員によって無事回収された。後に残ったのは23km歩いたという達成感と背中の痛み、そして足の裏の水ぶくれである。

見よ! このぼろぼろになったジーンズとスニーカーを。青函トンネル探検ツアーは色んな意味で予想以上のツアーだった