LeopardのSafari 3では、Webページの一部分を切り抜いてDashboard用ウィジェットを作れるようになっています。こうして作成したウィジェットを「Webクリップウィジェット」といいます。
Webクリップウィジェットは随時更新されるので、天気予報やニュース記事のヘッドラインなど、Webページ内の決まった場所にある最新情報を手軽に確認できます。また、Flashなどの動画はSafari上でWebページを開いているのと同様にアニメーション表示されます。
Webクリップウィジェットを作成するには、目的のWebページを開いて[ファイル]メニューの[Dashboardで開く]ボタンをクリックします。すると表示中のページが暗くなり、切り抜く範囲のボックスがハイライト状態になるので、切り抜きたい部分へ移動します(図7)。この時、スクロールバーで画面を移動できます。
切り抜く範囲は、場所によっては自動的にボックスのサイズが調整されるので、その部分で良ければクリックします。そうでない場合は、切り抜きたいおおよその部分でクリックし、ボックスの周辺に表示されるハンドル(●印)をドラッグして範囲を調整しましょう。切り抜く範囲は、最初に表示されたボックスのサイズ以下にはできません。
範囲を指定し、[追加]ボタンをクリックするとDashboardが開き、Webクリップウィジェットが表示されます(図8)。ウィジェット内のリンクをクリックすれば、Safariで新規ウインドウが開いて、リンク先のWebページを表示します。
追加したWebクリップウィジェットの設定を変更するには、ウィジェットにマウスカーソルを合わせ、右下に表示される[i]ボタンをクリックします。設定では、6種類のフレームから好みのものを選べます(図9)。また、[編集]ボタンをクリックすると、Webページの切り抜き範囲を調整できます(図10)。マウスカーソルが手のアイコンの時は、ドラッグしてページを移動できます。また、ウィジェットの右下をドラッグして切り抜くサイズを変更できます。
不要になったウィジェットは、他のウィジェットと同様に削除できます。Dashboardの左下にある[+]ボタンをクリックし、削除したいウィジェットの左上に表示される[×]ボタンをクリックすればOKです。