Safari 3では、タブバー上のタブをドラッグすることで、任意の位置にタブを移動できます。たとえばタブを左右にドラッグして並べ替えられます。
タブをタブバーの下にドラッグすると、ドラッグしている部分がWebページのサムネール表示に変わります(図3)。この状態でマウスボタンを放すと、新しいウインドウとしてページが開きます。タブバーの上にドラッグした場合は、タブの移動が行えますが、そのままウィンドウ外にドラッグすると、Webページのサムネール表示に変化し、下にドラッグした場合と同様にウインドウとして開けるようになります。
これらと同じ操作をメニュー上から行うには、ウインドウで表示したいタブを開いた状態で、ツールバーにある[ウインドウ] - [タブを新しいウインドウに移動]を選択します。
またSafari 3を複数のウインドウの状態で起動している場合、これらウインドウ間でタブをドラッグ & ドロップして移動することも可能です。
なお、ウインドウに1ページだけ表示している場合は、デフォルトではタブバーは隠れています。常に表示しておきたい場合は、[表示] - [タブバーを表示](または[command]+[shift]+[T]キー)を選択すると良いでしょう(図4)。すると、タブが1つの時でもドラッグ & ドロップ操作で他のウインドウへ統合できるようになります。
また、複数開いたウインドウを1つのウインドウにタブ化してまとめることもできます。[ウインドウ] - [すべてのウインドウを結合]を選択すると、他のウインドウで開いていたWebページが、表示中の(アクティブになっている)ウインドウ内に、すべてタブとして追加されます。
タブを操作する
2つ以上のタブを開いている状態でタブバーを右クリックすると、タブに対して様々な操作が行えます。
タブのない部分を右クリックした場合は、新規タブを開いたり、開いているタブをすべて更新したり、タブをまとめてブックマークに保存したりできます(後述)。
任意のタブを右クリックし[その他のタブを閉じる]を選択すると、そのタブだけを残し、他のタブをすべて閉じます(図5)。同様の操作をショートカットキーで行うには、Optionキーを押したまま、開いておきたい他部の[x]ボタンをクリックします。
[タブを新しいウインドウに移動]は、タブを上下にドラッグ & ドロップした時と同様に、選択したタブを新しいウインドウで開きます。
終了時のウインドウを復元する
図6: Safari起動後に[履歴]メニュー内にある[最後のセッションの全ウインドウを開く]を実行すると、終了時に開いていたウインドウがタブも含めてすべて復元されます(図は手前のウインドウが復元されたもの) |
Safari終了時に開いていたウインドウの内容は、次回起動時に自動的には復元してくれないものの、[履歴] - [最後のセッションの全ウインドウを開く]を選択して復元できます(図6)。
同様に、[履歴] - [最後に閉じたウインドウを開く]を選択すると、直前に閉じたウインドウを復元できます。なお、閉じたタブを復元するためのメニュー項目はないため、[履歴]メニューから選択して復元するとよいでしょう。