検索に便利な[巻き戻す]ボタンと[早送り]ボタン

Operaのアドレスバーには[戻る][進む]ボタンのほか、[巻き戻す]ボタンと[早送り]ボタンという、他のブラウザではなじみのないボタンがあります(図18)。

アドレスバーにあるブラウズ操作のボタン。青い左向きの二重矢印が[巻き戻す]ボタン、青い右向きの二重矢印が[早送り]ボタンです(図18)

[巻き戻す]ボタンは、サイト単位で最初に表示したページまで戻る機能です。例えば検索ページを開き、キーワードを入力して結果を表示して、何ページか進みます。ここで[巻き戻す]ボタンをクリックすると、検索ページの最初に戻ります。さらにクリックすると、検索ページに移動する前に開いていたページに移動します。

[早送り]ボタンは、Operaがページ内を分析して、次のページと思われるページがある場合に有効になります。GoogleやYahoo! などの検索サイトでは、クリックすると次の検索結果ページを表示できます。また、画像へのリンクがあるページでは、ページ内のリンク画像を次々と表示します。このボタンは、ページの一番下でスペースキーを押しても同様に動作するので、検索サイトで検索してから「下にスクロール→次のページへ移動」という動作がスペースキーだけで行えます。