基本的なタブ操作

OperaはMDIアプリケーション(複数のウィンドウを切り替えながら使うアプリケーション)なので、リンクをクリックしたりして新しいページが開く場合は、すべて新しいタブとして開きます。タブの位置は他のタブブラウザと同様に、ドラッグして並べ替えることができます。タブを閉じた場合は、その前に開いていたタブが開きます。ウィンドウを閉じるとOperaを終了しますが、デフォルトでは開いているタブを記憶する設定になっているので、次回Operaを起動した時には前回終了時のタブが復元されます。

タブの切り替えはタブをクリックする以外に、[Ctrl]キーを押しながら[Tab]キーを押して一覧から選択する方法があります(図14)。このショートカットキーの動作は、マウスの右ボタンを押しながらホイールを回すことでも行えます。そのほか、[1]キーを押すと左隣のタブ、[2]キーを押すと右隣のタブに切り替えます。また、タブのタイトル部分にマウスポインタを合わせると、画面のサムネイルが表示されます(図15)。

そのほか、間違えて閉じてしまったタブは、[Ctrl]+[Alt]+[Z]キーですぐに復活できます。また、Opera起動中に閉じたタブは、タブバーの左端にあるごみ箱のボタンをクリックすると一覧表示されます(図16)。一度タブを閉じたものの、また確認したいといった場合に、すぐにアクセスできて便利です。

[Ctrl]+[Tab]キーを押すか、マウスの右ボタンを押しながらホイールを回すと、開いているタブの一覧がタブを閲覧した順に表示されます(画面中央)(図14)

タブにマウスポインタを合わせると、そのページのサムネイルが表示されます(画面右上)(図15)

閉じたタブは、タブバーのごみ箱に一覧表示されます。ここから選択すると、閉じた時の位置にタブが開いてページが読み込まれます(図16)