クロスプラットフォーム指向のベンチマークソフト「Geekbench」のテストも行った。こちらはグラフィック性能のテストは行わず、ひたすら演算を行うのみ。PowerPCバイナリの処理性能を測るためのRosetta版も用意されているが、今回はユニバーサルバイナリを使用し、Intelネイティブモード下でのテストのみ行っている。
結果だが、3代目MacBook 2.16GHzとMacBook Pro 2.3GHzの差がわずかであるのに対し、初代MacBook 1.83GHzが大きく水をあけられる、というXbenchと同じ傾向が現れた。MacBook Proを100とすれば、3代目MacBook 2.16GHzはマイナス5%程度、初代MacBook 1.83GHzはマイナス20%程度のスコアとなり、Core DuoかCore 2 Duoか、L2キャッシュが2MBか4MBという差は、かなり鮮明に現れるといっていい。
Geekbenchのメインパネル。3代目MacBook発表以前にリリースされたため、前モデル(Late 2006)として認識されている |