Webサービスの活用機能
シイラ2.0には、公開されているWebサービス APIを使用して、シイラ2.0上で動作するアプリケーションを作成する機能も備わっている。デフォルトでは、Amazon.co.jpにおいて商品を検索/購入するためのアプリケーション「iCart Plugin」(Amazon Web Servicesが使われている)が用意されており、「表示」→「ツールバーをカスタマイズ…」から「iCart」のアイコンをツールバー上にドラッグ&ドロップすれば使用できるようになる。同アプリケーションを使うと、キーワードに関連する商品を一覧表示できるうえ、「カートに追加」「checkout」という処理を単一の画面上で行うことができる。
なお、「iCart」はこれまで、独立したデスクトップ・アプリケーションとして提供されていた。「Webページを遷移させながら検索/購入するよりは効率的に行えるものの、checkoutの際にWebブラウザを立ち上げなければならいという煩雑さがあり、その欠点を解消するために今回シイラ2.0に組み込まれた」(木下氏)という。
シェルフ
シイラ2.0ではブックマークや履歴、ダウンロード履歴などを管理する画面としてシェルフが追加された。
シイラ2.0のシェルフ画面(シイラプロジェクトのWebサイトより) |
この機能を使用すれば、各項目の追加や削除、順序の入れ換えなどを簡単にできるようになる。また、Mac OS XのFinderと同様のインタフェースを備えており、カラム表示させることも可能だ。