一家に一台あると便利な万能カメラ

μ780は細かな設定をしなくても、カメラに任せておけば簡単キレイに撮影できるカメラという印象を受けた。オートで撮っても、こだわって自分で設定しても失敗が少ないので、撮影の腕が上がったのではないか? と勘違いしてしまう(笑)。

付属ソフトの「OLYMPAS Master」も使いやすく、リサイズやレベル補正が簡単に行えるのでブログなどに写真を上げてつい人に見せたくなってしまう。旅行から日常のスナップ撮影までカバーでき、操作も簡単なので幅広い年代層から支持されるだろう。一家に一台は欲しいカメラだと思った。

テレ端で八重桜を撮影。通常の撮影でも、テレ端で撮影すると、絞りがF5でも背景はきれいにボケる
SHQ(JPEG)
32mm(180mm相当)
ISO 100
プログラムAE、補正-0.3EV(F5、1/160秒)
WB:オート
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ワイド端で撮影。絞りは前の作例と同じF5だが、焦点距離が短いので被写体深度が深ク感じる
SHQ(JPEG)
6.4mm(36mm相当)
ISO 80
プログラムAE、(F5、1/500秒)
WB:晴天
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シーンモードを「風景」にして撮影。色がよく乗り、抜けの良い絵になった
SHQ(JPEG)
6.4mm(36mm相当)
ISO 80
風景モード(F5、1/640秒)
WB:オート
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ビルの写り込みもしっかり表現され、空とビルの露出も適正だった
SHQ(JPEG)
6.4mm(36mm相当)
ISO 200
プログラムAE(F5、1/800秒)
WB:晴天
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フルオートのスーパーマクロモードで撮影。撮影中には気が付かなかったが、花に虫が群がっていた
SHQ(JPEG)
6.4mm(36mm相当)
ISO 80
フルオートモード、補正+0.7EV(F3.3、1/160秒)
WB:オート
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屋根の1枚1枚が確認できシャープに表現されている。ISO200だが、壁などのシャドー部に若干のノイズがでているのがわかる
SHQ(JPEG)
10.05mm(57mm相当)
ISO 200
プログラムAE、補正-0.3EV(F6.3、1/1000秒)
WB:晴天
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夕方、手ブレ補正をオン、ISO感度を「高感度オート」に設定して撮影。感度はISO800まで上がり、180mm(テレ端)1/100秒で撮影してもブレは起きなかった
SHQ(JPEG)
32mm(180mm相当)
ISO 800
プログラムAE(F5、1/100秒)
WB:オート
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夕暮れの光の色のりも綺麗に出てきている。シャドー部も黒つぶれすることなく表現されている
SHQ(JPEG)
15.81mm(89mm相当)
ISO 200
プログラムAE(F7.1、1/640秒)
WB:オート
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撮影しようとした猫に威嚇される。5倍ズームなので近づかなくても撮影できた
SHQ(JPEG)
32mm(180mm相当)
ISO 200
プログラムAE、補正-0.3EV(F4.8、1/800秒)
WB:オート
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直射日光のような強い光では、どうしてもフレアやゴーストは出てしまう
SHQ(JPEG)
13.54(76mm相当)
ISO 80
プログラムAE、補正-0.7EV(F4.4、1/200秒)
WB:オート
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撮影・レポート:加藤真貴子(WINDY Co.)