大きなモニターが2台並んでいるのは、Webサイトやシステム開発などを行っているICT本部のエンジニア・深澤秀生さんのデスク。Macを2画面で使い、右側にブラウザ・左側にコードを表示したり、片方をWindowsに繋ぎ替えてOSやブラウザのバージョン別の表示チェックをするなど、2つの画面をフルに使って仕事をしている。
キーボードは「キーのタッチが軽くて叩きやすい」というFILCOのもの。マウスは「4~5年使っている」というロジクールのMXレボリューションだ。スクロールホイールがフリーに回転し、Excelやサーバなど行の長いファイルの操作がしやすく、横スクロールや画面切り替え、さらにアプリケーションごとの設定でファンクションもフル活用。滑りを追求するため、専用のパーツを購入して裏面のソールをマウスパッドと相性の良いものに貼り替えるほどの使いこみぶり。ただ"使う"のではなく、とことん使いこんでいる様子だ。
自慢の一品はこちらのiPhoneケース。側面の穴にジョイントを取り付け普通の三脚に立てることができるのだが、このジョイント、なんとiPhoneのカメラにマウントできるレンズ3本組になっているのだ。ライカ、ツァイスに並ぶドイツのレンズメーカー・シュナイダー製レンズで、日本未発売の段階で海外のWebサイトから購入。約300$ほどしたそうだが「信頼がおけるので、ちょっと高いけど思いきって」購入に踏み切ったという。
そんなデスクの上でアナログな雰囲気を漂わせていたのが、正にアナログのスポットメーター(露出計)。風景写真の撮影などに使われるものだ。これは壊れて使っていないものだが、写真を思い出したい時の気分転換アイテムになっているそうだ。
こだわりの一品に敬意と愛着を持って使い続ける深澤さん。新しモノの情報チェックを怠らないが、「決めたものについては高くてもいいモノを買うようにしています」と、慎重に選び抜いてきっちり良いものを買う自制心も併せ持つ。