半導体ゾーン以外に出展している半導体メーカー
余談として、半導体ゾーンには出展していなかったが、富士ソフトのブースにFPGAメーカーのAlteraが出展していたのでそちらの様子もお伝えしておく。
同社がメインとして展示していたのは、同社のCPUコアNiosIIを搭載したFPGAを実装した評価キットを9個壁のように配置したもので、社内では「Wall of NEEK」と呼ばれているという。
「Wall of NEEK」それぞれのキットでまったく違うデモが動いていた(ちなみにタッチパネルになっており、指先でソフトウェアの変更などが可能だった) |
このNEEKは「NiosII エンベデッド評価キット」の略称。これを用いることで、一般的なプロセッサと同様に、FPGAを用いた組み込みソフトウェア開発が未経験の人でも、組み込みソフトウェア開発の評価をすぐに開始することができるようになるという。
また、従来のデモキットでは、1つのFPGAで1つのソフトウェアしか動かせなかったものを、SDカードにデザインコードなどを入れておくことで、ハードウェア/ソフトウェア双方をSDカードからダウンロードすることで、さまざまな機能を選択することができるという特徴を持つ。複数のサンプルコードをソースコードで同梱しているため、スムーズな開発が可能となるという。