日本ユーザーのニーズは?
Googleは多くのサービスを世界中で展開している。各国/地域にはそれぞれに担当者がおり、現地の担当者やエンジニアも参加してその地域に適したかたちにサービスを改善していく。もちろん、日本も同じである。
日本の場合、モバイルへの要求が高い点がとくに特徴的だという。例えば、米国ではモバイル対応といってもテキストインタフェースを用意するだけで済むケースが多いが、日本の場合そうはいかない。すべての操作を携帯で済ませるユーザが多いし、絵文字もよく使われている。こうした要求に対応していくのが日本の担当者の仕事になる。
iGoogleガジェットコンテストと今後の展望
さて、Google Japanは、2007年7月4日からhttp://igooglecon.jp/において「iGoogleガジェットコンテスト」を実施している。Googleガジェットの質と量を向上させることを目的としたコンテストだ。グランプリにはMacBook Proが進呈されるなど、特典満載だ。
コンテストのWebサイトには、ガジェットのアイディアを投稿するページが用意されている。こちらはコンテストの採点対象ではないが、アイディアを投稿しておけばほかのエンジニアが作って公開してくれるかもしれない。思うところがあるユーザはアイディアを投稿してみるとよいだろう。
なお、iGoogleの今後のプランの1つに「テーマのAPI」を公開するというものがある。執筆現在で提供されているテーマの数はそれほど多くない。これに対してテーマのAPIを公開することで、ユーザがテーマを開発できるようにする計画だという。
今後もiGoogleからは目が離せそうにない。