新しく表を作成するには、ログイン後の画面(図2)から「新規スプレッドシート」をクリックする。そうするとExcelなどの一般的な表計算ソフトと同じように長方形のセルが描かれた作成画面が表示される。左下の[シートを追加]ボタンをクリックすれば最大20シートまで新しいシートを追加できる。
検索結果により値が変化する関数を使えば、たとえば図36のような株価に関する表を作成することが可能だ。ただし株価は最大で20分程度の遅延があるため、必ずしもリアルタイムとはいえない点は留意しておかなければならない。
操作上の注意点
作成の操作は一般の表計算ソフトとほぼ同じだが、いくつか異なる点もあるため、注意が必要だ。ただしこれらは執筆時点のもので、今後は改善される可能性もある。
- セルからはみ出した部分の文字列は表示されない。これをうまく表示させるには、結合するセルを選択した後、作成画面右上の[セルの結合]をクリックしてセルを結合する必要がある。
- 選択したセル、行全体、列全体をドラッグできない
- Ctrlキーを使って離れた場所のセルを同時に選択することができない。ただしShiftキーを使った範囲選択は可能だ。
- 筆者が試したところ、Firefoxではグラフのタイトル、軸ラベル、凡例に日本語を表示できない(IE7ではどちらも日本語が表示された)。