画像・動画編集も快適に行える性能の高さ

今どきのPCは価格の安いエントリー向けモデルでも、普段使いには十分な性能を持っている。Officeアプリを使ったり、ちょっと写真を補正するくらいなら、それほどストレスを感じることはない。しかし、少し複雑な処理やマルチタスクを行うとなると話が違ってくる。例えば、画像編集アプリで写真の色補正を行いながらPowerPointでスライド作りをしたり、オンライン会議に参加している最中にWordやOneNoteで議事録をまとめたり……。

このようなある程度負荷の高い作業を快適に行うには、やはりCPUやグラフィックスにもそれなりの性能が必要になる。「mouse K5」の場合は、CPUにゲーミングノートPCやクリエイティブノートPCなどで利用されることの多い、6コア12スレッドのIntel Core i7-10750Hプロセッサーを採用しているのが特徴。同時に処理できるスレッド数が12と多いため、複数のアプリを同時に実行する場合でも動作が重くなりにくい。

また、CPU内蔵のグラフィックス機能だけでなく、画像描写の処理を専門に行うチップ「NVIDIA GeForce MX350」を搭載しているのもポイント。画像・動画編集ソフトによっては、CPU内蔵のグラフィックス機能に比べて処理速度がグンと上がる。最新の3Dゲームをヌルヌル動かせるような高性能なものではないが、軽め〜中程度の負荷のゲームなら、設定次第である程度快適にプレイできるため、仕事の合間などに息抜きでゲームを楽しむのにもピッタリだ。

もちろん、Webブラウジングやオンライン会議など、日常的に使うアプリの動作も快適。参考までにPCの総合的な性能をチェックできるベンチマーク「PCMark 10」のスコアを紹介しておこう。

PCMark 10
総合スコア 4767
Essentials 8971
Productivity 7248
Digital Content Creation 4522

公式が発表している快適さの目安となるスコアは、基本性能を示すEssentialsが4100、ビジネスアプリのパフォーマンスを示すProductivityが4500、クリエイティブアプリのパフォーマンスを示すDigital Content Creationが3450となっている。本製品はいずれのスコアも大きく上回っており、普段使いはもちろんのこと、画像編集や映像編集などの重めの作業もストレスなく行えることがわかる。この実戦力の高さも魅力のひとつだ。

  • 画像描写の処理を専門に行うチップ「NVIDIA GeForce MX350」を搭載している

  • 「PCMark 10」の結果を見ると、普段使いから画像編集や映像編集などの重めの作業も快適に行えることがわかる