スリムデザインで
大画面を持ち歩く
「m-Book X400」シリーズは、14型のディスプレイを採用したスリムなデザインのノートPCだ。一般的には11型くらいまでがモバイル用途に向いているとされるが、それよりもかなり大きなディスプレイを搭載しているのが特徴である。
ディスプレイは大型になればなるほど目の疲労が少なくなり、作業効率も上がりやすい。とはいえ、画面を大きくしようとすれば本体も大きくなるので、14型をモバイルノートPCにするにはメーカーの技術力が問われる。その点「m-Book X400」シリーズは、高さ約17.5mm、重量約1.13kgと薄型・軽量に仕上がっている。14型のディスプレイを採用していながら、持ち運びも余裕というのはこの製品最大のメリットだろう。
また、ディスプレイにはナローベゼル(画面フレームを狭くする技術)を採用しており、おかげで画面がよく映え、なおかつスリムな印象を与えてくれる。
「m-Book X400」シリーズの軽さなら、バッグに入れて持ち歩いても負担は最小限。サイズから受ける印象よりも明らかな軽快感があるので、薄型のデザインと相まって、アクティブに持ち歩きたい人にはぴったりのシリーズだといえる。
モバイルノートPCとして
優れたパフォーマンスを発揮
今回オススメする「m-Book X400S」は、第8世代のIntel Core i5-8265Uを採用したモデルで、省電力かつコストパフォーマンスに優れた製品となる。4コア8スレッドと高い演算能力で、Officeソフトウェアやインターネットなど日常的な使い方はもちろん、マルチタスクやちょっとしたエンコードにおいても高い能力を発揮してくれる。
グラフィックスもIntel UHD グラフィックス 620と、4Kにも対応するパワフルな描画性能。動画サイトの高精細な映像までスムーズに再生できるのが魅力的だ。ストレージにはM.2 256GB SSDが搭載されるので、データアクセスの速度も申し分ない。これならOSやソフトウェアの起動もスピーディーで、快適な操作感を実現してくれるだろう。
これだけのパフォーマンスを持ちながら、バッテリー稼働時間は約14.5時間と実にモバイル向き。外出先でのドキュメント作成や画像編集など、あらゆる作業に没頭できる安心感が嬉しい。
「m-Book X400」シリーズは、 今回から新デザインのキーボードを採用。キートップのサイズを大きくし、バックライトLEDを採用したことで、キーの視認性や操作性が格段に向上している。これに伴ってタッチパッドも広くなっており、オンオフスイッチも操作しやすい配置。タッチパッドでもマウスでも、素早い選択が可能だ。
大型ディスプレイを採用しつつ、モバイルPCとして充分のパフォーマンスを手に入れた「m-Book X400S」。優れたコストバリューで、PCをガンガン使い倒したいユーザーには大きな武器になるだろう。
▼製品スペック
メーカー | マウスコンピューター |
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型番 | m-Book X400S |
ディスプレイ | 14.0型 フルHDノングレア(LEDバックライト) |
CPU | Intel Core i5-8265U プロセッサー |
メモリ | 8GB PC4-19200 DDR4 SODIMM |
M.2 SSD | 256GB(SATA) |
グラフィックス | Intel UHD グラフィックス 620 |
OS | Windows 10 Home 64ビット |
LAN | 1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T(RJ-45) / 左側面×1 IEEE802.11 ac/a/b/g/n(最大433Mbps) + Bluetooth 5モジュール内蔵 |
インタフェース | ディスプレイ(HDMI/右側面×1)、USB2.0(左側面×1)、USB3.0(Type-A/左側面×1、右側面×1、Type-C/ 右側面×1) |
サイズ | W320.2×D214.5×H17.5mm (折り畳み時/突起部含まず) |
重量 | 約1.13kg |
バッテリー駆動時間 | 約14.5時間 |
価格 | 99,800円(税別)~ |