さて最後に本モデルのパフォーマンスを見てみよう。今回は「PCMark 8 v2.10.901」「3DMark v2.8.6427」「CINEBENCH R15.0」「CrystalDiskMark 6.0.2」でベンチマークを実施してみた。

PCMark 8 v2.10.901
Home Accelerated 3.0 2414
Creative Accelerated 3.0 2728
Work Accelerated 2.0 3322
3DMark v2.8.6427
Time Spy 195
Fire Strike 508
CINEBENCH R15.0
OepnGL 23.71 fps
CPU 136 cb
CPU(Single Core) 72 cb
CrystalDiskMark 6.0.2(SSD)
Q32T1 シーケンシャルリード 554.045 MB/s
Q32T1 シーケンシャルライト 498.714 MB/s
4K Q8T8 ランダムリード 203.719 MB/s
4K Q8T8 ランダムライト 182.091 MB/s
4K Q32T1 ランダムリード 106.144 MB/s
4K Q32T1 ランダムライト 95.879 MB/s
4K Q1T1 ランダムリード 28.749 MB/s
4K Q1T1 ランダムライト 46.596 MB/s

今回マウスコンピューターより借用したのは、エントリーに位置づけられるCeleron 3865U搭載モデルだ。CINEBENCH R15.0のCPUスコアは136 cbに留まっており、上位のCore i5-8250U、Core i7-8550U搭載モデルと比べると、正直見劣りする。しかし総合ベンチマーク「PCMark 8」で、Home Accelerated 3.0は2414、Creative Accelerated 3.0は2728、Work Accelerated 2.0は3322をマークしている。

また、Serial ATAIII接続のSSDを搭載しているだけに、ハードディスク搭載ノートPCと比べると体感速度が速い。動画編集や3Dゲームなどは荷が重いが、Webブラウジング、オフィスアプリケーションなど、一般的な用途であれば必要十分な性能を備えているといえるだろう。

エントリー向けのモバイルノートPCとして高コスパが魅力!

安価なノートPCにはストレージ容量が32GBの製品もあるが、いくつかアプリケーションをインストールして、数カ月分の写真や動画を保存しただけでいっぱいになってしまう。ストレージ容量に余裕がなければ、OSのアップデートすらできなくなることもある。その点「m-Book J321SN-S2」は、240GBと十分なストレージ容量が確保されている。また、安価なノートPCが搭載しているeMMCではなく、Serial ATAIII接続のSSDが採用されているので、読み書きも高速だ。

動画編集にも利用したかったり、4~5年使い続けたいというなら上位のCore i5-8250U、Core i7-8550U搭載モデルがおすすめだ。しかし、何よりも価格を重視しつつ、フルHDディスプレイを搭載して実用的な性能を持つノートPCを探しているのであれば、「m-Book J321SN-S2」は魅力的な選択肢だ。

※ここで紹介した各パーツは、今回試用した機種のものです。出荷時にメーカー、型番などが変わる可能性もあります。ご了承ください。

標準スペック

メーカー マウスコンピューター
型番 m-Book J321SN-S2
ディスプレイ 13.3型フルHDノングレア液晶(1,920×1,080)
CPU Intel Celeron 3865U
メモリ 4GB PC4-19200 DDR4 SODIMM
※※PC4-17000で動作します
SSD 240GB
チップセット
光学ドライブ
グラフィックス Intel HD グラフィックス 610
OS Windows 10 Home 64ビット
LAN ギガビット(10/100/1000)LAN、
IEEE 802.11 ac/a/b/g/n対応無線LAN
インタフェース USB 3.0×3(左側面×1、右側面×2)
サイズ W324×D234×H22.5~25.0mm(折り畳み時)
重量 約1.5kg
バッテリー駆動時間 約7.8時間
価格 59,800円(税別)~

上記スペックは、あくまで構成の一例だ。BTOを駆使して、ぜひ自分好みの一台を作ってみてほしい。

価格・構成については、2019/2/13(記事作成日)現在の情報です。最新情報についてはマウスコンピューターのサイトにてご確認ください。

マウスコンピューター/m-Book-J321SN-S2

[PR]提供:マウスコンピューター