13.3型ディスプレイを搭載する「m-Book J321SN-S2」のサイズはW324×D234×H22.5~25.0mm、重量は約1.5kg。最新の超軽量ノートPCと比べればそれほど軽いというわけではないが、バッグに入れて毎日持ち歩いても負担にならないサイズ、重量といえる。
本製品の注目ポイントは使い勝手への配慮。ディスプレイの最大展開角度を約140度と広く確保したり、USB機器やケーブルを同時に挿しても干渉しないように、間隔を広げて各端子が配置されている。バッテリーが交換式なのもメリットの一つ。バッテリーが劣化しても本体を手元に残したまま追加購入できるのは、長く使ううえで安心感が高い。カスタマイズでは、標準バッテリーと大容量バッテリーを追加購入することができ、長時間のバッテリー運用にも対応できる。
汎用性の高さを重視してUSB Type-A端子を3基装備
インタフェースはUSB 3.0 Type-A×3、HDMI×1、D-sub×1、SDカードスロット、ギガビットイーサネット、ヘッドフォン出力、マイク入力を用意。接続する周辺機器との汎用性の高さを重視して、USB 3.0 Type-Aを3基搭載したとのことだ。
HDMI端子では最大4K解像度(3,840×2,160ドット)、D-sub端子では最大フルHD解像度(1920×1080ドット)で映像出力できる。古いディスプレイ、プロジェクターにはHDMI端子がない製品もあるので、まだしばらくはD-sub端子は重宝するはずだ。
また、オプションにはなるが、持ち歩き先でも広いエリアでインターネットに接続できるLTE通信モジュールも選択可能。本体価格が手ごろな分、より便利なネットワーク接続環境をプラスするのもひとつの手だ。