「m-Book R シリーズ」のサイズはW359.6×D243.9×H18.7~22.6mm(折り畳み時)、重量は約1.7~1.8kg。15.6インチという比較的大型のディスプレイを搭載しているが、18.7mmの薄型ボディ(突起部を除く)と、狭額縁化で実現したコンパクトなフットプリントにより、携帯性は高い。一般的なビジネスバッグやリュックサックであれば、無理なく収納できるはずだ。
バッテリー駆動時間は約8.3時間(カタログ値)とうたわれている。いまどきのモバイルノートPCとしてはもう少し長時間動いてくれると嬉しいが、ACアダプタは電源ケーブル込みで実測277.5gと軽めなので、喫茶店やコンビニなどでこまめに充電すればいいだろう。
DisplayPortと共用できるUSB 3.1 Type-C端子を装備
インタフェースは、USB 3.1 Type-C(左側面×1、DisplayPort対応)、USB 3.0 Type-A(左側面×2)、USB 2.0(右側面×1)、HDMI(左側面×1)、マルチカードリーダー(右側面×1)、ヘッドフォン・マイクコンボジャック(右側面×1)が用意されている。
USB 3.1 Type-C端子は4K出力可能なDisplayPort機能を備えており、HDMI端子と同時利用すれば、最大3画面のマルチディスプレイ環境を構築可能だ。
また、最大10Gbpsでデータ転送可能なUSB 3.1 Gen2仕様となっており、対応ストレージを接続すれば最大5GbpsのUSB 3.0(USB 3.1 Gen1)端子経由よりも高速にファイルを読み書きできる。