マウスコンピューターは、ベゼル幅6.9mmという狭額縁(ナローベゼル)仕様の15.6型ディスプレイと、18.7mmの薄型ボディを採用した、スリムスタンダードノートPC「m-Book R シリーズ」の販売を開始した。
インテル第8世代(Whiskey Lake)プロセッサー「Core i7-8565U」と外部グラフィックス「NVIDIA GeForce MX150」を搭載。また、9万円台(税別)の最廉価モデルにもSSD(Serial ATAIII接続)が採用されており、さまざまな用途に活用可能なスリムスタンダードノートPCに仕上がっている。
今回マウスコンピューターより実機を借用したので、スペック、使い勝手、パフォーマンスなどについてレビューしていこう。
標準構成は5モデル。メモリ、ストレージなどをカスタマイズ可能
今回借用したのは直販価格99,800円(税別)のエントリーモデル「m-Book R500BN-S2」。
CPUに「Intel Core i7-8565U プロセッサー」(1.80/4.60GHz)、外部グラフィックスに「NVIDIA GeForce MX150」を採用し、ディスプレイは15.6型フルHDノングレア(1,920×1,080ドット、LEDバックライト、広視野角)、メモリは8GB(PC4-19200 DDR4 SODIMM)、ストレージは240GB SSD(Serial ATAIII接続)を標準搭載している。
「m-Book R シリーズ」は全モデルでCPU(Core i7-8565U)と外部グラフィックス(NVIDIA GeForce MX150)を共通で搭載しており、メモリとストレージの異なる5モデルから予算と目的に応じて選択可能だ。
m-Book Rシリーズのラインナップ | ||||
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型番(価格:税別) | メモリ | ストレージ | ||
m-Book R500BN-S2 (99,800円) |
8GB | 240GB Serial ATAIII SSD |
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m-Book R500SN-M2S5 (114,800円) |
512GB Serial ATAIII M.2 SSD |
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m-Book R500SN-M2SH2 (119,800円) |
256GB Serial ATAIII M.2 SSD、 1TB Serial ATAIII HDD |
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m-Book R500HN-M2SH2 (129,800円) |
16GB | |||
m-Book R500UN-M2SH5 (139,800円) |
512GB NVMe M.2 SSD、 2TB Serial ATAIII HDD |
メモリは8GB/16GB/32GB、SSDは240GB/250GB/480GB/500GB/960GB/1TB/2TB(Serial ATAIII)、256GB/512GB/1TB/2TB(M.2 Serial ATAIII)、256GB/512GB(M.2 PCI Express)、256GB/512GB/1TB(M.2 PCI Express x4)、HDDは500GB/1TB/2TB(Serial ATAIII)などからカスタマイズできる(一部選択できない項目もあり)。
なおメモリ、ストレージのメーカー、型番は決められていないが、M.2 PCI Express x4接続のSSDは最大3,000MB/sの連続読み出し性能を発揮する「SAMSUNG PM981」が用意されている(記事執筆時点)。
マウスコンピューター直販サイトから購入する場合、外付けキーボードやマウス、スピーカー、ヘッドフォンなども本体と一緒に注文できる。ディスプレイ、プリンター以外は送料/手数料がかからないので、必要な周辺機器は一緒に購入するといい。