「m-Book Fシリーズ」には、15.6型フルHDノングレア(LEDバックライト、1,920×1,080ドット)ディスプレイが採用されている。ノングレア(反射防止)タイプを採用したのは、光源の多いオフィスなどの照明の映り込みを避けるためだろう。
液晶ディスプレイの最大解像度は1,920×1,080ドットだが、HDMI端子経由で4Kディスプレイを接続すれば、3,840×2,160ドットの解像度を出力、表示できる。高解像度を必要とするクリエイティブ系アプリケーションを利用する際や、動画ストリーミングサービスの4Kコンテンツを視聴する際に活用しよう。マウスコンピューターの直販サイトでも、「iiyama ProLite B2875UHSU」40,900円(税別)などの4Kディスプレイをセット購入可能だ。
キーピッチ約18mm、キーストローク約1.8mm。剛性は実用十分
本製品のキーボードはキーピッチが約18mm、キーストロークが約1.8mm。キーとキーの間にすき間があるアイソレーションキーボードが採用されているので、誤って2つのキーを同時に押してしまう心配は少ない。テンキーは表計算ソフトで数字を連続入力する際に便利だ。
キーを部分的に強く押せば多少たわむが、キーボード全体の剛性はしっかりと確保されている。キーの反発力は柔らかめだが、打鍵音は比較的低め。「\(バックスラッシュ)」、メニューキー、右Ctrlキーは横幅が狭められているが、それ以外のキーは等幅にそろえられており、配列も素直だ。総合的にノートPCのキーボードとしては打ちやすい部類に入ると感じた。