「m-Book Fシリーズ」のサイズはW377~379×D257×H24.8~31.9mm、重量は約2.0~2.3kg。
15.6型ディスプレイと光学ドライブを搭載しているだけに、毎日持ち歩くタイプのノートPCではない。とはいえカタログスペックでは約2.0~2.3kgに収まっており、またACアダプタは実測約214.7gと軽いので、リュックサックなどに入れて持ち運ぶのなら、それほど負担にはならないはずだ。
本製品の美点のひとつはバッテリーが取り外し可能なこと。長期間酷使すれば当然バッテリーはへたっていくが、バッテリーを交換するために本体をメーカーに送る必要はないし、バッテリーを複数携帯すれば連続駆動時間を延長できる。バッテリーはカスタマイズ時に追加購入できないものの、「パーツ発送サービス」から申し込み可能だ。
新旧インタフェースを豊富に装備
インタフェースは、USB 3.0 Type-C(左側面×1)、USB 3.0 Type-A(左側面×1)、USB 2.0(右側面×2)、HDMI(左側面×1)、D-sub(左側面×1)、マルチカードリーダー(前面×1)、ヘッドフォン出力(右側面×1)、マイク入力(右側面×1)が用意されている。USB 2.0はオフィスなどにある古いPC周辺機器、D-subは訪問先にある古いプロジェクターなどと接続する際に重宝するはずだ。
なおUSB 3.0端子は規格上のデータ転送速度が最大5Gbps、USB 2.0端子は最大480Mbpsと大きな開きがある。外付けハードディスクやUSBメモリは、左側面のUSB 3.0 Type-Cか、USB 3.0 Type-A端子に接続しよう。逆にUSBマウスやキーボードを接続するなら右側のUSB 2.0端子でなんら問題ない。