m-Book Fシリーズ」のサイズはW377~379×D257×H24.8~31.9mm、重量は約2.0~2.3kg。

15.6型ディスプレイと光学ドライブを搭載しているだけに、毎日持ち歩くタイプのノートPCではない。とはいえカタログスペックでは約2.0~2.3kgに収まっており、またACアダプタは実測約214.7gと軽いので、リュックサックなどに入れて持ち運ぶのなら、それほど負担にはならないはずだ。

本製品の美点のひとつはバッテリーが取り外し可能なこと。長期間酷使すれば当然バッテリーはへたっていくが、バッテリーを交換するために本体をメーカーに送る必要はないし、バッテリーを複数携帯すれば連続駆動時間を延長できる。バッテリーはカスタマイズ時に追加購入できないものの、「パーツ発送サービス」から申し込み可能だ。

  • 本製品の実測重量は2103g。製品の構成によって重量は増減するとのこと

    本製品の実測重量は2,103g。製品の構成によって重量は増減するとのこと

  • ACアダプタと電源ケーブルの合計重量は実測約214.7g

    ACアダプタと電源ケーブルの合計重量は実測約214.7g

  • 2100mAhのバッテリーの重量は実測約214.5g

    2100mAhのバッテリーの重量は実測約214.5g

  • ACアダプタの仕様は入力100-240V~1.0A、出力19V/2.1A、容量40W。マウスコンピューターの製品保証は国内のみだが、仕様上は変圧器を使わなくても世界各地で利用可能だ

    ACアダプタの仕様は入力100-240V~1.0A、出力19V/2.1A、容量40W。マウスコンピューターの製品保証は国内のみだが、仕様上は変圧器を使わなくても世界各地で利用可能だ

  • 前述の通りmAh表記のバッテリー容量は2100mAh。Windowsのコマンド「Battery report」でmWhのバッテリー容量を調べたところ、設計容量は31680mWh。

    前述の通りmAh表記のバッテリー容量は2100mAh。Windowsのコマンド「Battery report」でmWhのバッテリー容量を調べたところ、設計容量は31,680mWhとなった

  • ディスプレイの最大展開角度は実測約132度。膝上に置いてもディスプレイの角度を合わせられる

    ディスプレイの最大展開角度は実測約132度。膝上に置いてもディスプレイの角度を合わせられる

新旧インタフェースを豊富に装備

インタフェースは、USB 3.0 Type-C(左側面×1)、USB 3.0 Type-A(左側面×1)、USB 2.0(右側面×2)、HDMI(左側面×1)、D-sub(左側面×1)、マルチカードリーダー(前面×1)、ヘッドフォン出力(右側面×1)、マイク入力(右側面×1)が用意されている。USB 2.0はオフィスなどにある古いPC周辺機器、D-subは訪問先にある古いプロジェクターなどと接続する際に重宝するはずだ。

なおUSB 3.0端子は規格上のデータ転送速度が最大5Gbps、USB 2.0端子は最大480Mbpsと大きな開きがある。外付けハードディスクやUSBメモリは、左側面のUSB 3.0 Type-Cか、USB 3.0 Type-A端子に接続しよう。逆にUSBマウスやキーボードを接続するなら右側のUSB 2.0端子でなんら問題ない。

  • フットプリントは379×257mm。天面は滑らかな曲線を描いている。

    フットプリントは379×257mm。天面は滑らかな曲線を描いている。その表面はマット加工が施されており、筐体の汚れは簡単にふき取りやすい

  • 本体底面はほぼフラットだが、バッテリー部が少し盛り上がっている。冷却口は向かって左側に集中しており、冷却ファン、メモリ、ヒートシンクが透けて見える。上部両サイドにあるのはステレオスピーカー

    本体底面はほぼフラットだが、バッテリー部が少し盛り上がっている。冷却口は向かって左側に集中しており、冷却ファン、メモリ、ヒートシンクが透けて見える。上部両サイドにあるのはステレオスピーカー

  • 本体前面。向かって左側のステータスランプの下にあるのはマルチカードリーダー。フルサイズのSDXCメモリーカードやマルチメディアカードを装着可能だ。前面にあるので出し入れしやすい

    本体前面。向かって左側のステータスランプの下にあるのはマルチカードリーダー。フルサイズのSDXCメモリーカードを装着可能だ。前面にあるので出し入れしやすい

  • 本体背面

    本体背面

  • 本体右側面には、左からヘッドフォン出力、マイク入力、USB 2.0×2、光学ドライブ、ケンジントンロックがある。光学ドライブはボタンを押せば自動的に開く仕組み。スリープ時にこのボタンは反応しないので、バッグの中などで誤ってトレイが飛び出す心配はない

    本体右側面には、左からヘッドフォン出力、マイク入力、USB 2.0×2、光学ドライブ、ケンジントンロックがある。光学ドライブはボタンを押せば自動的に開く仕組み。スリープ時にこのボタンは反応しないので、バッグの中などで誤ってトレイが飛び出す心配はない

  • 本体左側面には、左から電源端子、D-sub、ネットワーク(LAN)端子、排気口、HDMI、USB 3.0 Type-A、USB 3.0 Type-Cが配置されている。頻繁に使用するUSB 3.0 Type-A、USB 3.0 Type-Cがユーザーに近い場所に配置されている親切設計だ

    本体左側面には、左から電源端子、D-sub、ネットワーク(LAN)端子、排気口、HDMI、USB 3.0 Type-A、USB 3.0 Type-Cが配置されている。頻繁に使用するUSB 3.0 Type-A、USB 3.0 Type-Cがユーザーに近い場所に配置されている親切設計だ