「m-Book Tシリーズ」のサイズはW386×D262×H26.3~30.6mm(折り畳み時)、重量は約2.6kg。TDP45Wの6コアCPUと外部グラフィックス、そして15.6型ディスプレイというパワフルな欲張りスペックなので、毎日持ち歩くには少々しんどいサイズと重量だ。しかしデスクトップPC並みのパフォーマンスを、自宅やオフィス内で気軽に移動できて、いざというときには屋外に持ち出せるというのは大きなアドバンテージだ。
印象的だったのがデザイン性。マウスコンピューターのゲーミングPCブランド「G-Tune」に迫るほどデザイン性を重視しており、キーボードはブリリアントブルーで彩られている。天面、キーボード面に手触りのいいマット仕上げが施されているのもポイント。シンプルな造形は飽きることなく長く愛用できそうなたたずまいだ。
インタフェースを豊富に装備、4Kを3画面含む最大4画面表示が可能
インタフェースは、USB 3.1 Type-C(右側面×1)、USB 3.0 Type-A(左側面×2、右側面×1)、HDMI(右側面×1)、Mini DisplayPort(右側面×1)、SDメモリーカードスロット(右側面×1)、ヘッドフォン/マイクコンボジャック(左側面×1)が用意されている。
HDMI、Mini DisplayPort、USB Type-Cは4K60Hzで映像出力できるので、本体のディスプレイと合わせて最大4画面に映像を表示可能だ。画像編集、動画編集などの際に、マルチディスプレイ環境が重宝することは間違いない。
なお「m-Book Tシリーズ」は、すべての画面表示が「GeForce GTX 1060」からの直接出力に対応している。特にアプリケーションや設定をいじることなく、常に最大のグラフィックスパフォーマンスを引き出すことが可能だ。