キーボードはLEDバックライト搭載の日本語87キー仕様です。キーピッチは実測で約19mm確保されています。キーストロークは公称値がないので正確なところは分かりませんが、だいたい1.2~1.4mmくらいの感覚です。「¥」キー以外の文字キーは、横のキーピッチが変わらず、タイピング中にたわむこともありません。Enterキーが大きく、タイピングに大きな不都合は感じませんでした。

  • 日本エイサー「Swift 5」(F514-52T-H58Y/B)レビュー

    基本的にはアイソレーションタイプ。¥キーとBackSpaseキーなど、1つの「切り欠き」に2つのキーを配置しているところがあります。また、Caps Lockキーの「漢字番号」、左Ctrlキーの「実行」といった表記は、現在ではなかなかレアモノ。キーボード右下にはWindows Hello対応の指紋認証センサーがあります

ただ、電源ボタンがキーボード右上にある点や、右下のカーソルキー上部にHome/PgUpとEnd/PdDnキーがある点は、評価が分かれるところです。一般的には、キーボード右上はDeleteキーなので、慣れるまではうっかり電源ボタンを押してしまうかもしれません。とはいえ、Windowsが起動しているときに電源ボタンを押しても、何も起こらない設定になっています。いきなりシャットダウンしたり、スリープになったりすることはありません。

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    「Del」キーと「Ins」キーは統合され、右側に電源ボタンが

もうひとつ、「左」カーソルキーと、その上「Home/PgUp」キーで気になったところが。Fnキーと併用するキーは、通常のキー機能をキートップ左側に、Fnキーと組み合わせた機能をキートップ右側に表記しています。が、左カーソルキーとHome/PgUpキーのみ、表記の法則が反対です。デザイン的にキートップ表記の「外側」「内側」と考えればよく、困ることはないのですが、違和感を覚えた部分です。

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    この2つだけなぜか表記が逆。通常のキー操作は「Pg Up」で、「Home」はFnキーと組み合わせ。左カーソルキーも、明るさ調整はFnキーとの組み合わせです

タッチパッドはボタン一体型。タッチ領域は横105mm×縦65mmと広く、感度も良好です。fn+F7でタッチパッドのオン/オフを切り替えられます。

14型フルHDの画面は快適

13.3型のきょう体に14インチのディスプレイを搭載、というのが「Swift 5」のウリ。筆者の13.3型ノートPCと比較してみたところ、Swift 5のほうが縦で約8mm、横で約12mm、大きいサイズでした。

実際に使ってみると、13.3型と14型の画面サイズは、違いがはっきりとわかります。Swift 5の画面解像度は1,920×1,080ドットのフルHD、画面はIPS方式の光沢(グレア)仕様です。表示はやや青みが強い印象で、外光の映り込みが気になる場面もあります。また、標準ではWindows 10のスケーリングが150%設定ですが、100%で十分に見やすいと感じる人も多いと思います。

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    ベゼルは横部分が約9mm、上部分が約15mmでした