多くのハイスペックゲームを快適にプレイできるパフォーマンス

最後にベンチマークのスコアを見てみよう。今回は総合ベンチマーク「PCMark 8 v2.7.613」、3Dベンチマーク「3DMark v2.4.3819」、CPU/GPUベンチマーク「CINEBENCH R15」、ストレージベンチマーク「CrystalDiskMark 5.5.0」を実施してみた。

PCMark 8 v2.7.613
Home Accelerated 3.0 4546
Creative Accelerated 3.0 5997
Work Accelerated 2.0 4515
3DMark v2.4.3819
Time Spy 3449
Fire Strike 9207
CINEBENCH R15
OepnGL 111.63 fps
CPU 713 cb
CPU(Single Core) 152 cb
CrystalDiskMark 5.5.0(HDD)
Q32T1 シーケンシャルリード 89.791 MB/s
Q32T1 シーケンシャルライト 79.507 MB/s
4K Q32TI ランダムリード 0.946 MB/s
4K Q32TI ランダムライト 1.101 MB/s
シーケンシャルリード 80.947 MB/s
シーケンシャルライト 56.625 MB/s
4K Q1T1 ランダムリード 0.391 MB/s
4K Q1T1 ランダムライト 0.900 MB/s

今回の借用機はシリーズ最廉価モデルだが、すべてのモデルでCore i7-7700HQ とNVIDIA GeForce GTX 1060(6GB)が搭載されているだけに、ベンチマークスコアは非常に高いレベルだ。特にPCMark 8では「Home」で4546、「Creative」で5997、「Work」で4515と、ゲームだけに使うにはもったいないほどのパフォーマンスを発揮している。

3DMarkのスコアも「Time Spy」で3449、「Fire Strike」で9207と好成績を記録している。適切な解像度、エフェクトを適用すれば、多くのハイスペックゲームを快適にプレイできるはずだ。

なお今回試用した実機は、ストレージにSerialATA III接続の500GBハードディスクが搭載されていたため、「CrystalDiskMark 5.5.0」はかなり厳しい結果となった。体感的にもシステムドライブがHDDというのは正直つらく感じた。最廉価モデルはあくまでもカスタマイズベースとして捉え、SSDにアップグレードするか、標準でSSDを搭載する上位モデルを購入することを強くお勧めする。

軽快に持ち運べる15.6型ゲーミングノートPC

ゲーミングノートPCはハイパフォーマンスを実現するため、可搬性にはあまり配慮がされていない。しかし、この「NEXTGEAR-NOTE i5550シリーズ」は、従来モデルより本体重量を200g軽量化するだけでなく、ACアダプタも実測525gと軽く仕上げられている。

電車で会場まで持ち運ぶ際も、海外のイベントに手荷物として携帯する際も、「NEXTGEAR-NOTE i5550シリーズ」の軽量ボディはユーザーの肉体的負担を軽くしてくれる。本番のゲームでは最高のパフォーマンスを発揮できるはずだ。

筆者お気に入りのチーム対戦型アクションシューター「オーバーウォッチ」も、解像度1,920×1,080ドット、グラフィック品質「ウルトラ」で快適にプレイ可能だ

※ここで紹介した各パーツは、今回試用した機種のものです。出荷時にメーカー、型番などが変わる可能性もあります。ご了承ください。

標準スペック

メーカー マウスコンピューター
型番 NEXTGEAR-NOTE i5550BA1-SP
ディスプレイ 15.6型フルHDノングレア液晶(1,920×1,080)
CPU Intel Core i7-7700HQ(0.00GHz)
メモリ 8GB PC4-19200 DDR4 SODIMM
HDD 500GB SerialATA III
チップセット モバイル Intel HM175 チップセット
光学ドライブ
グラフィックス NVIDIA GeForce GTX 1060(6GB)
OS Windows 10 Home 64ビット
LAN ギガビット(10/100/1000)LAN×1、
IEEE 802.11 ac/a/b/g/n対応無線LAN
インタフェース USB 3.0 Type-A×3(左側面×2、右側面×1)、
USB 3.0 Type-C×1(左側面)
サイズ W390×D271.5×H25~28.5mm(折り畳み時)
重量 約2.5kg
バッテリー駆動時間 約 4.7時間
価格 139,800円(税別)

上記スペックは、あくまで構成の一例だ。BTOを駆使して、ぜひ自分好みの一台を作ってみてほしい。

価格・構成については、2017/12/4(記事作成日)現在の情報です。最新情報についてはマウスコンピューターのサイトにてご確認ください。

マウスコンピューター/NG-N-i5550

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