EDIFICE「EQB-800」と「CASIO WATCH+」アプリ
12時位置にターゲットタイムインジケーター、9時位置にスピードメーターをイメージしたレトログラードを搭載したレーシング・クロノグラフ。こちらは、GPSと時計用標準電波には対応せず、時刻取得はBluetooth通信により行う。「Connected エンジン」搭載。
アプリは「CASIO WATCH+」。これは既存のアプリである。EQB-800のオリジナル機能としては、ストップウオッチの計測結果を時計から転送して使用するタイム一覧・分析機能を装備。時計で計測したラップタイムを、アプリ上でリスト表示やグラフ表示し可視化できる。また、目標タイムの設定も可能で、上回った周回のハイライト表示機能もサポートするなど、アプリと連携させることで、時計単体では難しい多彩な表現を実現している。
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花田氏:「EDIFICE EQB-800のアプリのオリジナル機能は、ストップウオッチに着目したもの。レース観戦時、お気に入りのチームやドライバーのタイムを時計で計測し、そのデータ(最大100ラップ)をアプリに転送、ベストラップやタイムの傾向をリストやグラフで確認できる機能です。
また、EQB-800には、予め設定した目標ラップタイム、または、レース中のベストラップを基準に、12時側の小針でおおよその残り時間の割合を表示しつつ、10秒前からは1秒毎のカウントダウン表示を行う機能があるのですが、その設定もアプリから簡単に行えます。これは、注目しているマシンが周回して帰ってくる時間を予測するのに便利です。通常、レースでの各ラップタイムは、トラブル等でもない限り、大きく変動しないので、この機能を使えば、お目当てのマシンがいつ来るかと、ずっとコースを見つめ続けていなくても大丈夫。カウントダウンが始まったら、コース上に注目すればいい。
実際にレース会場で試してみたのですが、カウントダウンが始まるとすごくドキドキしました。この緊張感・臨場感をぜひ試してみてほしいです。ちなみに、時計では9時位置のレトログラードで1/20秒までの表示ですが、実際には、時計内部で1/1000秒まで計測しているので、アプリ上では1/1,000秒まで表示できます」