時計と一緒に歳を重ねる人も

今回のモデルでは、遊環に「35」を表すスターマークを刻印し、裏蓋には鮮やかなゴールドを配している。そして裏蓋には、35周年記念ロゴが刻印されている。この35周年記念ロゴをデザインしたのは、世界的に有名なグラフィックアーティストのエリック・ヘイズ氏。同氏のデザインによる専用パッケージも用意されている。

裏蓋と遊環の様子。ちなみにマットブラックが宇宙誕生前の「無」の状態を、裏蓋に配色した鮮やかなゴールドがビッグバンの瞬間的な大爆発の様を表しているという

グラフィックアーティストのエリック・ヘイズ氏のデザインによる専用パッケージ。35周年記念ロゴは、35周年記念モデルのすべてで使われる予定だ

G-SHOCKは誕生から35年間、ユーザーに愛され続けてきた。インタビュー中に、「子どもの頃にベーシックモデルを使っており、大人になったいまマスターオブGシリーズを使っている、そんな方も多くいらっしゃいます」と話した小島氏。息の長いブランドでありつつ、あらゆる年代に向けたモデルが揃っているG-SHOCKブランドゆえに、このような"時計と一緒に歳を重ねてきた"というエピソードも珍しくないのだろう。

これまで目にしたことのないマットブラックが印象的な35周年記念モデル。新規ユーザーはもちろん、G-SHOCKとともに歳を重ねてきた昔からのファンも虜にするモデルとなるはずだ。

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