高精度タッチパッドとバックライト付きキーボード

キーボードは、近年主流となっているアイソレーション型を採用。電源ボタンはキーの一番右上に配置されている。小型の筐体に押しやすいサイズのキーを配置するため、Enterキー周辺は若干変則的な点が見られるが、押し心地はしっかりとしており良好。押下時にもあまり音が響かない。タッチパッドは従来よりも高精度化されており、さらに手のひらでのミスタッチを防ぐ誤動作タッチ無効機能を搭載。効率のよい操作を行うことができる。

「Aspire S 13」のキーボード全体写真。アイソレーション型が採用されている

Enterキー周辺には、サイズと使い勝手を踏まえた変則的な配列が存在する。ショートカットキーも多数割り当てられている

また、キーボード内部にはLEDバックライトが内蔵されており、消灯からON、フルまで2段階で切り替えが行える。室内を暗くすることが多いプロジェクターを利用したプレゼンテーション時にも、しっかりとキーを確認することが可能だ。

キーボード内部にはバックライトが内蔵されており、プレゼン時など暗い環境下でもキーをしっかりと視認できる

使い勝手を向上させるプリインストールアプリ

プリインストールされた各種アプリもチェックしておきたい。「Acer Care Center」は、「Aspire S 13」のスペックや各種ステータスを確認できると同時に、快適に利用できるようチューンアップが行えるアプリ。イメージバックアップも行えるため、購入したら初めに起動するべきアプリだろう。

本体のスペックや各種ステータス確認、チューンアップが行える「Acer Care Center」

「Acer Portal」は、Acer IDを作成することで、写真や音楽などの各種ファイルをクラウドストレージに保存できるようになるアプリ。本体のストレージは128GBと決して多くはないため、このようなクラウドストレージをしっかりと活用したい。

Acer IDを作成することでクラウドストレージを利用できる「Acer Portal」

「Acer Quick Access」は、無線LANモジュールの動作設定のほか、「Aspire S 13」で利用できるAcer専用機能をON/OFFできるアプリ。Bluelight Shieldは、液晶ディスプレイのブルーライトをカットし、眼精疲労を抑えてくれる効果を持つ。またColor Intelligenceは、ACアダプタ接続時に色彩を強調してくれる機能だ。

ブルーライトカット機能やカラーインテリジェンス機能を設定できる「Acer Quick Access」

オーディオ出力にさまざまなエフェクトを付与し、迫力あるサウンドを実現する「Dolby Audio」

さらに、オーディオに各種エフェクトを付与し、サウンドクオリティを向上させる「Dolby Audio」も搭載。ソースに応じた自動調整によって音質を向上させる"ダイナミック"をはじめとした音響効果によって、臨場感あふれるサウンドで映画や音楽、ゲームを楽しむことができる。

この他、オフィスアプリ「Kingsoft Office」やアンチウィルスアプリ「McAfee LiveSafe」などもプリインストールされている。シンプルだが実用性に富んだアプリを厳選しているのがポイントだ。