Core i5を丸一日動かせる高スペック&省電力設計

「Aspire S 13」をモバイルノート足らしめているもう1つの点が、バッテリー持続時間の長さだ。途中充電なしで1日の業務に耐える"約11時間"を実現している。最近では気軽に充電ができるスポットも多くなっているが、そもそも充電しなくていいのであればそれに越したことはない。この駆動時間なら、移動を繰り返すビジネスパーソンにとって心強い味方となる。

そのボディからは想像できるよりもはるかに長い、約11時間の駆動時間を誇る「Aspire S 13」

長時間駆動を実現していながらも、高いスペックを確保。フルHD(1920×1080ドット)のIPS液晶パネルにより、広いデスクトップ領域と高い色再現性、そして広い視野角を実現している。

また、高いスペックを併せ持っている点も魅力だ。CPUには最新のSkylake世代となる、2コア4スレッドのIntel Core i5-6200Uを採用。定格2.30GHz、ターボブースト時には2.80GHzに達する処理能力で、快適な動作環境を達成。GPUはCPU内蔵グラフィックス機能であるIntel HD Graphics 520が使用される。さらに4GBのメモリ、128GBのSSDを搭載しており、ストレージなどがボトルネックとなることもない。

「HWiNFO64」にて確認した「Aspire S 13」の主要スペック

USB 3.1 Type-Cを採用、時代に合わせて厳選された端子群

14.58mmという薄さを実現しているだけに各種インターフェースが気になるところだが、「Aspire S 13」は最新規格とビジネスパーソン必須の端子をバランスよく配している。

本体左側面には、USB 3.0×1、SDカードリーダー、ヘッドセット端子を備える

右側面には、電源コネクタ、HDMI出力、USB 3.0×1、USB 3.1 Type-Cを搭載

本体左側面には、USB 3.0×1、SDカードリーダー、ヘッドセット端子を搭載。このUSB 3.0は、「Aspire S 13」の電源がオフの状態でもUSB充電に対応しており、スマートフォンなどのデバイスに給電できる。

右側面には、電源コネクタ、HDMI出力、USB 3.0×1、そしてUSB 3.1 Type-Cを採用。コネクタの上下を気にせずに挿抜が行え、高速かつ供給電力量の大きなUSB3.1 Type-Cは、今後間違いなく主流となることだろう。

最新のスマートフォンなどで採用が相次ぐUSB 3.1 Type-Cは、コネクタの上下を気にすることなく抜き差しが行える

筐体のみならず、ACアダプタが小型化されている点も、モバイル性の向上につながっている。コネクタも特殊な小型形状かつL字となっているため、でっぱりによって無駄なスペースを必要とすることもない。

USB電源アダプタ並みに小さいACアダプタ。本体と接続するコネクタも小型化されており、またでっぱりが邪魔にならないようL字に加工されている

また、デュアルアンテナを内蔵することで無線LAN環境が強化されているのも、実作業を快適にしてくれるポイント。2x2ワイヤレス技術を利用することで高速なデータ転送が可能だ。