甲乙つけがたい魅力を持つ2機種だが、サイズの違いからその使い勝手は大きく異なる。ここからは、シチュエーション別にチューニングされた両機種の特徴について紹介していこう。
外出時のおともに便利な機能が満載の「HUAWEI MediaPad T2 7.0 Pro」
タブレットとスマ―トフォンの中間に位置するそのコンパクトさ、そしてモバイルデータ通信に対応している「HUAWEI MediaPad T2 7.0 Pro」は、外出時に持ち歩くシーンが多いだろう。
そんな利用シーンを想定し、屋外でも快適に使えるべく、「HUAWEI MediaPad T2 7.0 Pro」には色味や明るさを自動で調整するファーウェイ独自の画像最適化技術「ClariVu(クラリビュー)」を採用。太陽光を認識し自動で画面の最適化を行う「Sun View」や自動で発色をコントロールする「Color Plus」、ブルーライトを軽減する「Eye Care Mode」といった機能を備え、日光下でも見やすい画面を実現している。
側面に搭載された指紋認証センサーは、モバイル時こそ便利だ。センサーの認識時間はわずか0.8秒。最大で指5本まで登録できるため、面倒なパスワード入力無しにすぐに端末を起動可能。またワンタッチで電話に出たり、アラームを止めたりできるため、とっさの対応にも強い。さらに、ツータッチで通知を消したり、上下スライドで通知画面のオープン&クローズも行える。
1,300万画素というメインカメラも「HUAWEI MediaPad T2 7.0 Pro」の強み。画像にフィルターを加えるモードも備えており、思い通りの写真を撮影できる。またさらに肌の色を美しくみせるパーフェクトセルフィーをはじめ、多数の機能を利用でき、より撮影を楽しめるはずだ。
大画面とステレオスピーカーが魅力の「HUAWEI MediaPad T2 10.0 Pro」
10インチの「HUAWEI MediaPad T2 10.0 Pro」は、屋内での落ち着いたシチュエーションで使用する機会が多くなるであろうデバイスだ。
今回紹介している2機種は、ともに分割画面機能を備えている。対応するアプリであれば画面を分割して2つ同時に表示できるこの機能は、落ち着いた状況でこそ活用できるもの。大きな画面で、両手の操作がしやすい「HUAWEI MediaPad T2 10.0 Pro」は、最大限に分割画面機能を活かせる機種となるだろう。
「HUAWEI MediaPad T2 10.0 Pro」は、端末の上下にスピーカーを搭載しており、ステレオサウンドを奏でられる。さらに、独自のサラウンドシステム「SWS(ス―パーワイドサウンド)」により、臨場感のある音響再生を実現。ロスレスオーディオファイルであるflacやAPEにも対応しているため、マルチメディアファイルの再生にはもってこいだ。
また外出時には、前ページで紹介した充電機能が活躍するだろう。スマートフォンの電池切れというピンチを救ってくれるこの機能は、いざという時の保険として存在を覚えておこう。