大容量バッテリー搭載の10型タブ「HUAWEI MediaPad T2 10.0 Pro」

兄弟機である「HUAWEI MediaPad T2 10.0 Pro」は、OSにAndroid 5.1.1 (Lolipop)を搭載した10インチタブレットとなる。こちらはSIMカードスロットや指紋認証は備えていないが、代わりにサイズが大型化されており、液晶パネルにIPSディスプレイを採用。本体カラーはホワイト、ブラックの2色展開で、価格は「HUAWEI MediaPad T2 7.0 Pro」同様24,980円に設定されている。

本体カラーはホワイト、ブラックの2色で展開される

「HUAWEI MediaPad T2 10.0 Pro」は、「HUAWEI MediaPad T2 7.0 Pro」とはうって変わって10インチという大き目サイズが特徴の製品。本体寸法はW259.1×H156.4×D8.5mmとなり、大型化されている分、重量は約495gに増加する。鮮やかな色彩が映えるIPS方式の液晶ディスプレイは、解像度1,920×1,200ドット。電子書籍を見開きで楽しむならこれくらいの大きさがうれしい。またステレオスピーカーを搭載しているため、動画や音楽を再生すると非常に臨場感がある。

ホワイトモデルの前面。電子書籍を見開きで見ても小さく感じない10インチサイズ

ステレオスピーカーやロゴの配置から、基本的には横向きでの使用が想定されたモデルなのだろう

外見からはわからない本機の魅力は、6,660mAhものバッテリーを備えている点だ。スタンバイモードでは約700時間も稼働し、充電なしで一日中使用できる。また、スマ―トフォンなどの端末を繋ぐと、逆に「HUAWEI MediaPad T2 10.0 Pro」を介した充電が可能。一時的なモバイルバッテリーとして、電力のシェアもできる。

メインカメラの解像度は800万画素、インカメラは500万画素。また右側面にボリュームボタンと電源ボタン、上部にイヤフォンジャックを備える

右側面下部のカバー内にはmicroSDスロットを搭載。充電とデータ通信はmicroUSB端子で行う

本体上下にスピーカーを搭載。画面を横向きにしてのステレオ再生に対応し、動画や音楽の再生時は臨場感が味わえる

10インチの「HUAWEI MediaPad T2 10.0 Pro」は、そのサイズを活かしたマルチメディア観賞に向いた特性を備えている。落ち着いて利用するのにふさわしい、タブレットらしさあふれる製品といえる。