Stl-15FH045-i7T-FEの内部構造とスペックを確認

「Stl-15FH045-i7T-FE」本体内部へは、底面の数カ所のネジを外し、カバーをスライドさせることで簡単にアクセス可能。内部は、CPUやメモリ、マザーボードを中心としたエリアと、ストレージ用のエリアに分けられている。CPUの熱はヒートパイプによって本体右側(正面から見て左側面)移動し、ファンによって排気される。

本体内部の様子。右側にはCPUやメモリ、マザーボードなどが、左側にはストレージや光学ドライブなどが搭載されている

本体右側の様子。CPUにはデスクトップ向けの低電圧モデルが使用されている。メモリスロットの下にはM.2スロットも確認できる

CPUにはデスクトップ向けの低電圧モデルとなる「Intel Core i7-6700T」を搭載。4コア8スレッドで動作し、ターボブースト機能利用時には最大3.6GHzまでクロックが上昇する、強力なCPUだ。GPUもこのCore i7-6700Tに内蔵された内蔵グラフィックス機能「Intel HD Graphics 530」によって行われる。メモリはDDR3-1600Lを4GB×2、計8GB搭載しているため、当面は不足を感じないだろう。

GPU-Zで確認した、Intel HD Graphics 530。Haswell世代に比べ、性能が向上している

左側には、2.5インチHDDや光学ドライブ、無線モジュールなどが確認可能だ。HDDの容量は500GBとなっており、ノートPCとしては標準的だろう。快適な動作を求めるなら、BTOカスタマイズにてM.2 SSDを追加したり、2.5インチSSDに変更したりするのも良さそうだ。光学ドライブは、8倍速DVDスーパーマルチドライブを搭載。無線モジュールは、IEEE802.11 ac/a/b/g/n 2×2 デュアルバンドの無線LANと、Bluetooth 4.0 LEに対応している。

本体左側の様子。2.5インチのHDDや光学ドライブ、接触型ICカードリーダー、無線モジュールなどが確認できる

試用機に搭載されていた500GB HDD。予算に余裕があれば、M.2 SSDの追加やSSDへの変更もオススメだ

取り外した光学ドライブ。8倍速のDVDスーパーマルチドライブが搭載されている