ウィークポイントが見当たらないバランスの取れた性能

それでは各種ベンチマークで「H170FD-MINI」試用機の実力を測っていこう。まずは「WIN SCORE SHARE」を利用して、Windows 10のエクスペリエンス インデックス スコアを確認したい。プロセッサ、メモリは"8.5"、グラフィックスが"8.4"、そしてプライマリディスクの値は"8.2"と、高いレベルでバランスのいい性能が確認できる。ボトルネックになる箇所が見当たらず、インターネットやオフィス用途、マルチメディアやゲームなど、さまざまな用途で不満なく使用できそうだ。

「WIN SCORE SHARE」にて計測したWindows エクスペリエンス インデックス スコア

「CINEBENCH R15」では、4コア8スレッドが最大4.2GHzで動作するCore i7-6700Kの力が大いに発揮されており、CPUの値が"877 cb"と高い。GeForce GTX 960によって、OpenGLのスコアも検討している。

「CINEBENCH R15」のベンチマーク結果

続くFuturemarkの「PCMark 8」Home accelerated 3.0のスコアも、しっかりと"5000"を超えており、基礎性能の高さは疑いようがない。「3DMark」のFire Strike V1.1は"7039"と順当なスコアだ。Extremeでは"3566"、Ultraでは"1335"となり、解像度が上がると処理の追い付かない部分が見えてくる。フルHDより上の解像度でゲームを遊ぶなら、より上位のグラフィックスカードを検討したい。

「PCMark 8」Home accelerated 3.0のベンチマーク結果

「3DMark」Fire Strikeのベンチマーク結果

「3DMark」Fire Strike Extremeのベンチマーク結果

「3DMark」Fire Strike Ultraのベンチマーク結果

最後に、国産のオンライン3Dゲームのベンチマークも試しておこう。「ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド ベンチマーク」をDirectX11に設定し、画質を最高品質に固定してテストを行ったところ、1920×1080ドット、1280×720ドットどちらでも"非常に快適"の評価が得られた。また「ファンタシースターオンライン2 キャラクタークリエイト体験版 EPISODE4」のベンチマークを設定6で行った場合も、同様に"快適に動作"の評価。「ドラゴンクエストX ベンチマークソフト Ver.1.4k」も最高品質でテストしたが、こちらも"すごく快適"評価で、スコアは頭打ち気味となった。

「ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド ベンチマーク」最高品質、DirectX11、1920×1080

「ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド ベンチマーク」のベンチマーク結果

「ファンタシースターオンライン2 キャラクタークリエイト体験版 EPISODE4」設定6、1920×1080

「ファンタシースターオンライン2 キャラクタークリエイト体験版 EPISODE4」のベンチマーク結果

「ドラゴンクエストX ベンチマークソフト Ver.1.4k」最高品質、1920×1080

「ドラゴンクエストX ベンチマークソフト Ver.1.4k」のベンチマーク結果

最高の一台を購入するときに選びたい"プレミアム"コンパクトPC

「誰もが長く使い続けられる」ことを目指して誕生したサイコムの「Premium-Line」。しかし、そのラインナップはミドルタワー以上に限られており、大きさに加え、PCに詳しいユーザーやゲーマーでなければ若干ハードルが高かった。しかし、このたびコンパクトな新モデル「H170FD-MINI」が登場したことによって、導入しやすくなったのではないかと思う。PCにそれほど詳しくないユーザーの場合、ミドルタワーモデルを購入しても、その豊富な拡張スロットは活用されないままに終わる。PC本体のために確保できるスペースが思いのほか少ない一般家庭に導入するのであれば、むしろ小さなPCのほうが馴染みやすいはずだ。

加えて、BTO-PCメーカーとしては破格の2年(延長時は3年)の長期保証やオーバーホール対応、アップグレードサービスが受けられる点は、PCに詳しくないユーザーこそ望むものだろう。Premium-Lineは、その高い品質とサービスで好評を得ている。「H170FD-MINI」は、そのすそ野をさらに多くのユーザーに広げる役割を担ってくれそうだ。

(マイナビニュース広告企画:提供 株式会社サイコム)

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