GeForce GTX 970Mを搭載しながらも27mmの薄さ!

続いて、「NEXTGEAR-NOTE i5710BA2」のディテールをチェックしていきたい。本体は、G-Tuneブランドのイメージカラーであるブラックを基調としたもの。天板、パームレストはヘアライン加工が施された金属製となっており、また底面パネルにも金属が使用されている。全体的に高級感を感じさせる作りで、放熱面でも樹脂製に比べて有利だろう。

「NEXTGEAR-NOTE i5710BA2」の天板。全体にヘアライン風加工が施されたシンプルなブラックデザインで高級感がある

底面のパネルも金属が採用されている。高い性能を誇るCPUとGPUの発熱を効率よく拡散させる手助けとなるだろう

注目したいのは、本機の本体寸法だ。W385×D275×H27mm(折り畳み時)と、4コア8スレッドCPU、アッパーミドルGPUを搭載しているにもかかわらず、かなりの薄さを誇っている。また重量も約2.5kgに抑えられており、ACアダプタも本体とほぼ同じ厚み。一定以上のスペックを備えたゲーミングノートはモバイル性が低下するものだが、本機であれば必要に応じて外出先に持ち運ぶことも可能。出張先でもゲームを遊びたいユーザーなどには打ってつけだ。

付属のACアダプタと電源コード。折り畳み時の本体と同じくらいの厚みとなっているため、カバンへの収納もしやすい

バックライトを内蔵したテンキー付きキーボード

キーボードは、ゲームや表計算ソフトなどで便利に使えるテンキー付きを採用している。キーのストロークはしっかりとした深さがあり、確実な押下が行えるだろう。またタッチ音もほとんど気にならず、場所を選ばずに使用できそうだ。キー配列はEnterとカーソルキー、テンキー周りがかなり密集しており、少々癖のある配列となっている。慣れるまでは配列を目でしっかり確認したいところだ。なお、キーボード内部には白色LEDバックライトが埋め込まれており、OFFから最大まで5段階で明るさを調整可能。暗い場所でもしっかりとキーの位置を確認できる。なお、付属アプリ「FLEXIKEY」を利用すれば、任意のキーにマクロを設定したりすることも可能だ。

15.6型サイズに、テンキー付きキーボードを搭載。ゲームで使用する機会の多いW、A、S、Dキーには赤い矢印が刻印されている

キーボードは白色LEDのバックライトで発光する。明るさはFnキー+F4キーなどで、OFFから最大まで5段階で調整できる

任意のキーに、複数のキー入力、アプリ起動、テキスト入力、キー無効などのキーマクロを設定できる付属アプリ「FLEXIKEY」

タッチパッドには左右ボタンが独立したタイプを採用。ボタンに使用されているスイッチはキーボードにも使用されているもので、押し間違いの心配が少ないだろう。なお、ゲームプレイ時にタッチパッドの誤動作が気になる場合、Fnキー+F1キーや「Control Center」から、タッチパッドをOFFにできる。また付属アプリ「Synaptics TouchPad」によって、タッチパッドの動作を設定することも可能だ。

パッドとボタンが独立したタッチパッド。キーボードに使用されているスイッチを採用しており、確実な操作が行える

タッチパッドの動作を設定できる付属アプリ「Synaptics TouchPad」。つまみや回転、コーナーの動作や3本指での動作などを調整可能