続いてインターフェースを見ていきたい。本体右側面にはHDMI、USB3.0×2、SDXC対応カードリーダ、ヘッドセット用音声入出力端子を装備。左側面は、電源ボタンとLEDランプ、独自形状の電源コネクタ、ケンジントンポートという構成だ。背面は排気用スリットが確認できるのみで、インターフェースは存在しない。底面もすっきりとしており、4隅と中央にゴム足がある以外は吸気用スリットのみだ。
本体右側面の様子。HDMI出力、USB3.0×2、SDXC対応カードリーダ、ヘッドセット用音声入出力端子を備える |
本体左側面の様子。電源ボタンやLEDランプの他、ACアダプタを接続する電源コネクタ、ケンジントンポートを備える |
本体背面にはインターフェースは存在しておらず、内部の熱を排気用するためのスリットのみが用意されている |
本体底面は、5つのゴム足で支えられている。前面にはスピーカー用のホールが、左後面には吸気用スリットが確認できる |
軽さと薄さを追求した分、インターフェースには物足りなさを感じるのは、他の超薄型モバイルノート同様だ。特に有線LAN端子を本体に備えていない点は、不満を感じる人も少なくないだろう。また光学ドライブなどは、どうやっても搭載できるスペースがない。これらのインターフェースは外部機器によって補う必要がある。こういった外部機器は、購入時にNEC Directで追加が可能だ。試用機はこれらの外部機器もセットで購入した状態になっていたため、あわせてご紹介しておこう。
こちらもNEC Directで注文できる、HDMI-VGA変換アダプタとUSB-LAN変換アダプタ。有線LANやVGA出力を使用するならば追加しよう |
本体と接続するコネクタが独自の形状となっている小型の電源アダプタ。無線LANルータ用などと同程度の大きさで持ち運びも容易だ |
キーボード配列は、ノートPCとしては大きなクセが無いもので、違和感なく打鍵できるだろう。唯一気になる点を挙げるなら、Fnキーが左Ctrlキーの位置にあることだ。他のノートPCでもよく見られる傾向なので日頃からノートPCを使用している方なら気にならないかもしれないが、念のため確認しておいてほしい。タッチパッドは左右ボタンも含め一体化されているタイプ。パームレストとの間には段差が設けられているため、ある程度は指で触って位置の確認が可能だ。このパッドはFnキー+スペースキーでON/OFFが行えるので、マウス使用時にはOFFにしておくと誤操作の心配がない。
キーボード全体の様子。文字配列は非常に考えられており、違和感なく打鍵できる。Fnキーが左Ctrlキーの位置にある点はチェックしておいてほしい |
左右キーとパッドが一体となったタッチパッド。Fnキー+スペースキーでON/OFFが行えるので、マウス使用時は切っておくとよいだろう |
A4ブリーフケースにもすっぽり収まるハイスペック薄型軽量ノートPC
NECの「LAVIE Direct HZ」は、従来の「LAVIE Hybrid ZERO」が備えていたA4サイズのカバンにも、さっと入れられる薄さと毎日持ち歩きたくなる軽量さをそのままに、処理速度を大幅アップした2015年の年末注目モデルといえる。
またビジネス用途を熟知しているNECだからこそ、法人向けモデルの対応も幅広い。Windows 10のダウンロード権を利用し、Windows 7をプリインストールして出荷する「Windows 7 Professional インストールサービス」などがその一例だろう。
779gという重量が実現する可搬性のみならず、Core-i7 5500UやPCI-Express接続のSSDを搭載することで強力なスペックをも兼ね備えた本機は、ビジネスシーンで活躍できるモバイルノートの最有力候補となりそうだ。
(マイナビニュース広告企画:提供 NECパーソナルコンピュータ)
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