「LAVIE Direct HZ」クラムシェル型のディテールを確認していこう。艶消しのさらさらとした筐体は、オールブラックカラーを採用。天板には"LAVIE"のロゴのみが印刷されており、モバイルノートが本領を発揮するビジネスシーンに違和感なく馴染む外観だ。
外形寸法はW319×D217×H16.9mmとなり、重量もさることながら、本体の薄さも大きな魅力だ。試しに液晶ディスプレイを開いた状態で、Google Nexus6やApple iPhone5Sと並べてみよう。「LAVIE Direct HZ」の本体底面にはゴム足が取り付けられている点を考慮すると、その薄さはスマートフォンに迫るものとなる。
液晶ディスプレイを開いた状態の本体の薄さは、スマートフォンに迫るものとなる。ゴム足がなければその差はさらに縮まるだろう |
熱を拡散させたり、ステレオスピーカーを鳴らしたりするために、本体底面にはゴム製のフットが取り付けられている点を考慮したい |
ドットを感じさせない高解像度WQHDのIGZO液晶
「LAVIE Direct HZ」クラムシェル型に搭載されたディスプレイはSHARPのIGZO液晶。WQHD(2560×1440ドット)もの解像度を誇り、ドット感のないその画面の美しさは一見の価値がある。13.3型という大きさゆえにスケーリングなしで使うのは難しいが、必要に応じて文字の大きさなどを調整すれば、デスクトップ顔負けの広大なデスクトップ領域を利用することが可能だ。またマルチディスプレイに対応しており、HDMI端子からは4K(3840×2160ドット)/30p出力も可能。外部の大型ディスプレイや4Kテレビでの作業やプレゼンテーションもはかどることだろう。
WQHD(2560×1440ドット)もの高解像度を備えるIGZO液晶を搭載。ドットを感じさせない美しい画面や広大なデスクトップとして利用できる |
HDMI出力を利用して、外部ディスプレイに4K(3840×2160ドット)/30p出力を行うことも可能。マルチディスプレイで効率的な作業が行える |
また液晶ディスプレイを180度以上開くことができる点も面白い特長だ。この特長を活かせば、隣り合って座ったり、ノートPC自体を回転させたりすることなく、相手に画面を見てもらうことが可能。またノートパソコンを胸に掲げて画面を確認してもらう際にも見せやすい。