「GeForce GTX 980 Ti」の実力を3Dゲームベンチで計測する
3Dゲームのベンチマークテストでも処理能力を確認してみよう。なお、搭載されているグラフィックスカードが非常に性能の高い「GeForce GTX 980 Ti」であるため、いずれのベンチマークでも可能な限り最高設定でテストを行っている。まずは、国産MMOの雄「ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド」のベンチマークからだ。DirectX11に対応し、以前にも増して美しいグラフィックスでプレイできるようになったタイトルだが、そのぶん負荷は増している。しかしそんな新ベンチマークでも、2560×1440までは"非常に快適"をキープ、4K(3840×2160)でも"とても快適"を実現した。
指輪物語を題材としたアクションRPG「ミドルアース:シャドウ・オブ・モルドール」のベンチマークも試しておこう。こちらのベンチマークテストは、ゲーム内設定から実行することができる。テクスチャ容量が大きく、グラフィックスカードへの負荷が高いタイトルだが、6GBものグラフィックスメモリが功を奏しているのか、2K/4K解像度でも十分にゲームを遊べる数値が確認できた。重量級のゲームでも、GeForce GTX 980 Tiならばここまで動かせる。
最後に、フルHDの結果のみとなるが、ベータテストの始まったカプコンの最新タイトル「ドラゴンズドグマ オンライン」のベンチマークを動かしてみよう。こちらでのスコアは堂々の10000超えで、評価は"とても快適"。むしろオーバースペック気味の結果といえるが、快適に遊べることは疑いようがない。
2015年のシングルGPU構成で最高峰となるウルトラハイエンドモデル
ここまでの結果を鑑みる限り、GeForce GTX 980 Tiを搭載した「MDV-GX9530X3-M32-SH」の3D処理能力は、間違いなくシングルGPU構成の最高峰だ。3Dゲームはいうに及ばず、映像・画像編集やGPU演算を必要とする分野においても、高い性能を発揮してくれることは疑いようがない。さらに、このGeForce GTX 980 Tiを支えるCore i7-5960XとNVMe SSDの影響も大きく、全体の性能を押し上げることに成功している。フラッグシップに属するパーツばかりを集めた構成だけに、その価格は399,800円(税別)とやはり高価だ。だが、3D処理能力を求めるクリエイターやハイエンドゲーマーにとっては、これ以上ない選択といえるだろう。この夏のボーナスで懐が暖たまったユーザーは、ぜひ一度ウルトラハイエンド環境を体験してみてはいかがだろうか。
※ここで紹介した各パーツは、今回試用した機種のものです。出荷時にメーカー、型番などが変わる可能性もあります。ご了承ください。
標準スペック
メーカー | マウスコンピューター |
---|---|
型番 | MDV-GX9530X3-M32-SH |
CPU | インテルCore i7-5960X |
メモリ | 32GB PC4-17000 DDR4 |
SSD | 400GB インテル750シリーズ |
HDD | 2TB SerialATAIII |
チップセット | インテルX99 Express |
光学ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ |
グラフィックス | NVIDIA GeForce GTX 980 Ti |
OS | Windows 8.1 Update 64ビット |
LAN | ギガビット(10/100/1000)LAN |
インタフェース | USB 3.0×10(前面×2、背面×8)、USB 2.0×2(背面×2) |
サイズ | W190×D490×H410mm |
ディスプレイ | - |
価格 | 399,800円(税別) |
上記スペックは、あくまで構成の一例だ。BTOを駆使して、ぜひ自分好みの一台を作ってみてほしい。
価格・構成については、2015/7/24(記事作成日)現在の情報です。最新情報についてはマウスコンピューターのサイトにてご確認ください。
[PR]
|
---|
(マイナビニュース広告企画:提供 マウスコンピューター)
[PR]提供: