“PrtSc”キーを独立させたLED搭載キーボード&タッチパッド

キーボードはアイソレーションタイプを採用しており、さまざまなゲーム操作や、数字の連続入力も考慮してテンキーも搭載。打鍵音も大きくなく、ゲームプレイ時にも音は邪魔にならないだろう。電源ボタンの下に用意された3つの“G”キーにはハードウェアの挙動を変化させる機能が搭載されており、“G1”がファンを最大回転させて強制排熱する 「クーラーブースト機能」、“G2”がタッチパッド周辺のLEDの点灯/消灯切り替え、“G3”がキーボードバックライトの点灯/消灯切り替えとなる。またキー配列にも工夫がみられる。ノートPCでは“Fn”キーとの組み合わせに設定されがちな“PrtSc”を独立したキーとして用意しているため、スクリーンショットも素早く取得可能だ。Backspaceキーも大きめに設定されており、英語キーボードを使用している人にもなじみやすいだろう。

キーボード全体の様子。打鍵音は耳につかず、適度な感触がある。配置には独自の工夫がみられ、テンキーも備えている

キーボード左側の様子。左上に「クーラーブースト機能」やLEDの点灯/消灯が行える“G”キーが確認できる

キーボード右側の様子。“Prt Sc”キーが独立しているため、MMO RPGやMOBAをプレイしながら1つのキーでスクリーンショットを撮影できる

タッチパッド周辺にもLEDが配置されており、視覚的にも触感的にもパームレスト部としっかり区切られているため、パッドの範囲は大変わかりやすい。ボタンはタクタイルスイッチを押したようなカチッとした感触を備えており、押し間違えは少なそうだ。またタッチパッド手前、本体前面にはマルチカードリーダが搭載されており、樹脂製のカバーを外すことでSD/SDHC/メモリースティックを読み込むことができる。さらに、“Fn”キーと“F1”~“F12”キーの組み合わせでさまざまな動作を実行可能。Power Saving On/OFFや、タッチパッドのON/OFFなどは、ゲームプレイ時に活用することが多いだろう。ACアダプタはGPUを安定駆動させるため少々大きめで、サイズは約W168mm×D70mm×H40mmとなる。利用時や持ち運び時にはこのACアダプタのスペースも考慮しておこう。

キーボード同様、タッチパッドもLEDバックライトが搭載されており、視覚的に非常に範囲が分かりやすい

タッチパッドの手前にある本体前面のカバーを外すと、内部にSD/SDHC/メモリースティックに対応したカードリーダを確認できる

“Fn”キーと“F1”~“F12”キーの組み合わせによって、さまざまなコントロールが可能。なおこの説明画面は“Fn”+“F5”で確認できる

ミドルレンジGPUを搭載しているため、ACアダプタのサイズは大きめだ。出力は19V、7.89Aの150Wとなる